新しいこのレベルソ・トリビュート・デュオ・カレンダーでは、トリプルカレンダーとデュオという2つのジャガー・ルクルトを象徴する複雑機構を再解釈し、そこに現代的なエレガンスを控えめに添えています。デュオは、1994年に発売された単一のムーブメントキャリバー(長方形のキャリバー)によって駆動されるレベルソの2つのダイヤルに、2つのタイムゾーンを表示するように構成されています。

レベルソ・トリビュート・デュオ・カレンダーは、21世紀の時計製造の現代的なデザイン要素を取り入れながら、オリジナルの1931年製モデルの伝説的な精神を維持し続けています。より深みのあるディテール、洗練された仕上がり、控えめな質感がこの最新モデルの特徴となっています。1つはステンレスチール製で、もう1つは温かみのあるピンクゴールド製です。

およそ2世紀に渡ってジャガー・ルクルトとしてその専門技術を重ねてきたル・サンティエにあるマニュファクチュールのアトリエでは、時計職人たちがさまざまなカレンダー機能を習得してきました。曜日、日付、月を表示するトリプルカレンダーは、新しいレベルソ・トリビュート・デュオ・カレンダーの裏ダイヤルで最も重要な位置を占める永遠のクラシックです。太陽時に基づくこれらの表示は、同じダイヤル上で恒星時による2種類の天空を表示する6時位置のムーンフェイズ表示と調和しています。

裏ダイヤルは、レベルソ・トリビュート・デュオ・カレンダーのスチール製モデルとピンクゴールド製モデルの両方で完全に新しいデザインになっており、厳選された表面の仕上げ技術とより広さを感じられるスペースを特徴としています。ダイヤルの外周部分を装飾する伝統的な「クルー・ド・パリ」ギョーシェ彫りは、時針と分針と同じサンレイ仕上げに取って代わられます。この放射状によって広く感じられる効果は、レールウェイミニッツトラックの外周に沿って取り付けられた新しいアワーマーカーによって引き立てられています。6時位置には、時分カウンターを背景にデイ/ナイト表示が取り付けられおり、第二時間帯に関する基本情報をさりげなく確認することができるようになっています。

新しいレベルソ・トリビュート・デュオ・カレンダーは、2011年に初めてコラボレーションした伝説のメゾンとのパートナーシップを不朽のものとします。カーサ・ファリアーノは、アルゼンチンを拠点とする世界的に有名なポロブーツ専門の工房です。伝統的なクラフツマンシップと優れた品質で知られており、ジャガー・ルクルトを愛する人々の間で高く評価されています。

カーサ・ファリアーノの特徴的なスタイルのカーフレザーストラップが、レベルソ・トリビュート・デュオ・カレンダーに付属しています。スチール製モデルはディープブルー、ピンクゴールド製モデルはブラウンとなっています。2つのモデルの個性のわずかな違いを反映して、スチール製のモデルには同系色のフォールディングバックルが、ピンクゴールド製モデルにはクラシカルなピンバックルが取り付けられています。テンポが速いポロの特別な世界を想起させる各モデルには、レザーとヴィンテージの馬術道具のパティナを思わせる色合いのファブリックの2種類の素材を使用したストラップが付属しています。ジャガー・ルクルトのクイックチェンジ システムを備えたストラップとバックルアタッチメントによって、着用者は簡単にストラップオプションを取り換えることができ、汎用性が極めて高くなっています。

レベルソ・トリビュート・デュオ・カレンダーを駆動する手巻キャリバー853は、ジャガー・ルクルトの高級時計製造の精神を体現したものです。すべて自社で設計、製造、組立てされたキャリバー853は、ラウンド型ではない時計の輪郭に合わせて特別に考案された専用の機械構造を備えており、その特別な形が特徴となっています。

コンパクトな大きさでありながら、レベルソ・トリビュート・デュオ・カレンダーの伝統的なケースサイズに適合するキャリバー853は、面取りされた縁、皿頭の石、鏡面仕上げのネジ、コート・ド・ジュネーブで装飾されたブリッジなど、伝統的な高級時計を特徴付けるあらゆるディテールと洗練を備えています。これらのいずれも着用者の目に触れることはありませんが、このような内部の品質へのこだわりが、究極の時計性能を可能にしているのです。