【休日ムーブメント vol.11】
平岡祐太が、ジラール・ペルゴの時計と過ごす休日
update:
第11回目となる本日のゲストは、俳優の平岡祐太さんです!ご出演ありがとうございます。
楽しい撮影でした。ありがとうございました!
たくさんの作品を拝見していたのでお会いできて嬉しいです。本日はジラール・ペルゴの時計を3本ご着用いただきました。
素敵な3本でした。ジラール・ペルゴは知る人ぞ知る名門ブランドといった感じですよね。どれも個性の異なる時計で面白かったです。
まず着用いただいたのは、ロレアートより、藍色 ジャパン リミテッドエディションというモデルです。ロレアートはジラール・ペルゴを代表するモデルの一つで、1970年代に初めて発表された歴史のあるデザインです。中でも今日は、今年発売の日本限定モデルをお持ちしました。
3針でシンプルなんですが、その「藍色」のカラーリングに深みがあって非常に気に入りました。文字盤がすごくきれいです。
まさにそこが特徴なので着目していただけて嬉しいです。日本の色彩にインスパイアされたカラーリングを、なんとグラン・フー エナメル※1で表現しています。
だからこんなに奥深い色味になるんですね。いやー、凝ってますね。
はい。そして更にサンレイ モチーフのギョーシェ(放射状の模様の彫り)が伺えると思います。エナメル文字盤というだけでも特別なのに、更に手が込んでいるんです。
このギョーシェ彫りのデザインはとても好みでした。シンプルな中にこだわりを凝縮しているのがいいですね。でも全体的に派手ではなく品があって控えめなので好みでしたね。スーツにも合いそうです。
まさに平岡さんのような落ち着いた大人な男性にぴったりだと思います。
適度な重みも個人的にはちょうど良くて好きでした。自分の中で腕時計はオンとオフの切り替えにも役立っていて、たまに家の中でダラダラ過ごしちゃう時は、シャキッとするために腕時計を着けることもあります。
それくらい腕時計は平岡さんの生活に欠かせない存在なんですね。さて続いては同じシリーズなのですが、クロノグラフ仕様のロレアート 藍色 ジャパン リミテッドエディションをご着用いただきました。着けてびっくりされたと思います。
はい。まさかの先程の3針のロレアートより軽いんですね!
そうなんです。こちらはチタン製で、非常に軽量です。ケース径は42mmなので3針のモデルと同じなのですが、クロノグラフなので厚みがあります。がっしりした印象なのに着けると軽いんです。
びっくりする軽さでした。持っている機械式時計はステンレスなどの貴金属系が多いので、この体験は初めてで驚きました。
チタンもそうですが、カーボンやセラミックなどの素材は軽量かつ丈夫なので、時計業界でもここ数年でメジャーになって来ました。
そうなんですね。でも比べても、高級感のある見た目は変わりませんよね。
そうなんです。チタンはステンレスに比べると輝きが出にくいとされていますが、ジラール・ペルゴの技術力でしっかり磨かれており、どちらがチタンか一瞥するだけではわかりませんね。
ゴツゴツした外見ですが、そういったギャップも含め面白い時計だなと思いました。クロノグラフのデザインも好きでしたね。
クロノグラフは一気に男性的な印象になりますよね。こちらもよくお似合いでした。
先程の3針のロレアートはドレッシーな要素もあると思いますが、こちらはカジュアルな印象だったので、日常使いにぴったりな気がしました。アクティブなシーンにもいいですよね。
文字盤の色はどうでしたか?
同じ「藍色」というネーミングなようですが、彫りも違いますし、クロノグラフは濃い目の紺色っぽい表情ですよね。日常的なシーンにも溶け込みやすいと思います。軽さも相まって相棒のようにガシガシ使える雰囲気がいいですよね。
インダイヤルの部分はブラックですし、全体的に落ち着いた印象ですよね。そして今日は、特別に愛犬のアポロちゃんにもご登場いただきました!
はい、まさにいつもの休日スタイルになりました。
可愛くてとてもいい子だったので、アポロちゃんと一緒の写真もたくさん撮れました。今おいくつですか?
アポロは今年12歳になるので、もう長い付き合いです。今は僕も結婚したので家族で面倒を見ていますが、前は長期の仕事が入ると実家の山口県まで預けに行ったこともあり…色んな思い出があります。
今日のように散歩もよくされますか?
はい、散歩しながら仕事のセリフを覚えることもありますね。
ご覧いただいている方には、是非アポロちゃんと平岡さんの貴重なお写真も、お楽しみいただければと思います。
さて最後はヴィンテージ 1945 グレー日本限定モデルをご着用いただきました。
ロレアートとは趣の異なるモデルでしたね。カラーリングが落ち着いているのもあり、シックで大人な印象でした。着けると腕にフィットして一体感がありましたね。
こちらもお似合いでした。デザインが特徴的ですが、こちらは日本限定のカラーリングでシルバーの文字盤にグレーのアリゲーターストラップを合わせています。
大人な配色ですよね。スーツなどカチッとしたコーディネートに合わせるとかっこいいと思いますが、今日は敢えて淡いトーンで着用させていただきました。この1945はカーブもキレイですし、裏面からムーブメントが覗けるのもロマンを感じます。時計も好きですが、「時間」そのものについて考えることも多くて。
それはどんなことですか?
タイムリーな話ですと、Netflixで「ダーク」というドイツのドラマを観ました。いわゆるタイムスリップ系のお話なのですが、過去とか未来とか、そういう時間の概念って人間が作ったものなので、それが正解だったのか、もしくは本当はないのか…みたいなことを一人で考えたりします。(笑)
まさに時計は時間の発明の上に成り立っているものなので、そう考えると奥が深いですね。
さて、平岡さんは今年で40歳ということですが、40代に突入して何か心境の変化などございますか?
ありがたいことにこの業界で長く活動させてもらって来ました。40歳になったので若手俳優さんにも大人な対応ができると思いきや、案外悔しい気持ちもあったりして。(笑)あとは40歳になったと同時に、今まで意識していなかった「50歳」が割と近くに見えてきました。俳優としてどんな50歳を迎えられるか、ぼんやり未来を見据えています。
現在もドラマの撮影中ということで、日々お忙しいと思いますが、リフレッシュのコツなどありますか?
今は家族も増えて子どもも小さいので過ごし方が変わりましたが、基本的にオフといえどまず外に出て行動することが多いですね。家でやることがあっても、とりあえず手を止めて外に出る。そうすると自ずと人と会ったり話したりすると思うので、そういった行動がリフレッシュに繋がりますね。
たくさんお話をお聞かせいただきありがとうございました。今後のご活躍も楽しみにしています。以前もお越しくださったそうですが、また是非お店にお越しください。
こちらこそありがとうございました。またBEST ISHIDAさんに伺わせていただきます。
平岡祐太
1984年9月1日生まれ、広島県出身。
2002年、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリ受賞をきっかけに芸能界入り。05年に矢口史靖監督作『スウィングガールズ』で、日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。
近年の出演作に映画『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』(22/監督:曽利文彦)、
『忌怪島/きかいじま』(23/監督:清水崇)などがある。
現在放送中の日本テレビ土ドラ9「放課後カルテ」にレギュラー出演中のほか、主演映画『レクイエム』が2025年春に公開を控えている。
Photographer:emiko(guilloche)
Stylist:Shuichi Ishibashi
Hair & Make up:Sara Maeda
Design:Mizuki Miyaoka
Producer:J.K.Wang(guilloche)
Production:guilloche inc.
Style 1
シャツ¥29,700、パンツ¥35,200(共にJOSEPH HOMME/オンワード樫山 お客様相談室)
Style 2
カーディガン¥79,200、シャツ¥39,600、パンツ¥88,000(以上全てJOSEPH HOMME/オンワード樫山
お客様相談室)
Style 3
全てスタイリスト私物
※1 グラン・フー エナメル: ガラス質のエナメル粉末を文字盤の上に乗せ、 800度以上の熱で焼成を何度も繰り返し発色させて作り上げます。 傷つきにくく、変色しにくい代わりに非常に高度な技術が必要とされます。
平岡祐太 着用モデル
-
LAUREATO
AIIRO
JAPAN LIMITED EDITION品番:81010-11-3310-1GM
税込価格 ¥2,585,000
詳細はこちら -
LAUREATO CHRONOGRAPH
AIIRO
JAPAN LIMITED EDITION品番:81020-21-3311-1GM
税込価格 ¥2,805,000
詳細はこちら -
VINTAGE 1945
GRAY
JAPAN LIMITED EDITION品番:25835-11-3127-3CC
税込価格 ¥1,848,000
詳細はこちら
※価格は2024年10月時点の税込価格です。