FIL D’OR(フィル・ドール/金線)は、ノワールモン・メティエ・ダール・コレクションに加わり、39mmのステンレススティール製ケースに収められています。時代錯誤的なキューブを基調としたデザインは、手作業によるギョーシェ彫りの文字盤(2021年)やミニチュアウッドマルケトリ(2023年)の3Dチェッカーボードを彷彿とさせます。ルイ・エラールの使命である、希少なクラフツマンシップを披露しながらも、その価値を損なうことなく、より手に取りやすいものにするという姿勢を、力強く体現しています。ルイ・エラールは常に、手頃な価格でありながら卓越した品質を追求してきました。FIL D’ORも例外ではありません。深みのある黒のラッカー仕上げの文字盤には、2,320本の24Kの金糸がキューブ型の模様を描き、3,660個のはんだ付けでチャプターリングとアワーマーカーを形作ります。顕微鏡による高精度な制御のもと、一本一本の金糸が引き出され、配置され、3秒毎に1本の金糸がはんだ付けされ、極めて細心の注意を要する作業を経て文字盤が製作されています。