ISHIDA新宿 スタッフブログ

ISHIDA新宿 スタッフブログ

平素よりISHIDA新宿 スタッフブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

ISHIDA新宿 水野でございます。

 

こちらのページでは、私が書いたスタッフブログへのリンクをご紹介しております。

 

更新履歴

2026.02.03:ゼニス 2モデルを追加いたしました。(デファイ エルプリメロ21世界限定500本/セラミック)

49.9014.9004/01.R953:デファイ エル・プリメロ 21 クロマ II ホワイト

49.9013.9004/21.R952:デファイ エル・プリメロ 21 クロマ II ブラック

 

2026.02.02:ブランパン 2モデルを追加いたしました。(フィフティファゾムス)

5007-1130-B64A:フィフティファゾムス38mm黒文字盤

5100-1140-O52A:フィフティファゾムスバチスカーフ38mm青文字盤

 

コラム | お客様とのお話

①ご購入1年が経ったお客様との再会(ラドー):2026年1月31日(土):https://ishida-watch.com/blog/ishida-shinjuku/20260131-2/

②文字盤の変化・お客様との思い出(ジラールペルゴ):2026年2月1日(日):https://ishida-watch.com/blog/ishida-shinjuku/20260201-2/

 

リクエストをいただいた時計の写真

【最終更新:2026/02/03】※()内:撮影した時計の数

①Grand Seiko(4):https://ishida-watch.com/blog/ishida-shinjuku/photo_grandseiko/

②ZENITH(9):https://ishida-watch.com/blog/ishida-shinjuku/photo_zenith/

③Girard Perregaux(5):https://ishida-watch.com/blog/ishida-shinjuku/photo_girardperregaux/

④Blancpain(6):https://ishida-watch.com/blog/ishida-shinjuku/photo_blancpain/

⑤Breguet(3):https://ishida-watch.com/blog/ishida-shinjuku/photo_breguet/

⑥IWC(2):https://ishida-watch.com/blog/ishida-shinjuku/photo_iwc/

 

ピックアップ | 1つのテーマに沿ってご紹介するページ

①ジラールペルゴ:ロレアート スリーゴールドブリッジ(https://ishida-watch.com/blog/ishida-shinjuku/20260201/)

 

 

更新を重ねるごとにブランドや時計ごとの切り口の種類を増やしていく予定です。

ぜひ皆様からのリクエストをお待ちしております。

 

ISHIDA新宿 水野

 

いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

販売員をしながら時計の写真を撮ってご紹介しております、ISHIDA新宿 水野です。

 

普段はお越しいただいたお客様へ時計をご紹介したり、SNSやブログにアップする写真を撮ったりしていますが、

今回は半年ぶりに来ていただいたお客様のリストショットを撮影してみました。

 

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お求めいただいたのは1年前。

機械式時計1本目にラドーのオープンハートを選んでいただいたお客様です。

店頭にある実物をご覧いただき、後日Webで見たモデルと悩んでいるとご連絡いただいた末、今も遊びに来てくださいます。

 

太めの存在感ある2色のブレスレットと、グラデーションがかった文字盤で光沢のある3色。

身につけるものへのこだわりが分かるリストショットを撮りたいと思い、素敵なお洋服とのリストショットとなりました。

 

最近は神社巡りをされており、御朱印帳の2冊目が終わるくらいというアクティブさ。

今後のお付き合いも、楽しみです。

 

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時計をお悩みの方がいらっしゃったら、ぜひ店頭で販売員へご相談くださいませ。

また私と以前話したことのある方は、ぜひ店頭へ遊びに来てくださいませ。

 

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

 

文章・写真:ISHIDA新宿 水野

 

皆様、スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

ISHIDA新宿 水野でございます。

 

現在は月毎で1ブランドの特集を組んでおり、9月は稀代の起業家集団「ジラールペルゴ」の連載です。

この記事の前にまとめページである「前談」連載①「ジャン=フランソワ・ボット」を公開しております。

個人のXアカウントでは書ききれなかった内容などをご紹介しております。

 

それぞれのページごとでお楽しみいただけるようにしておりますが、

よろしければそちらも合わせてご覧くださいませ。

 

それでは皆様に変革の起業家「コンスタン・ジラール」をご紹介いたします。

 

 

【1825年 コンスタン・ジラール誕生】

1856年に誕生した「ジラール・ペルゴ」ですが、

創業者のコンスタン・ジラールは1825年にヌーシャテルのブルジョアな家庭に誕生しました。

https://www.girard-perregaux.com/jp_jp/our-home

幼少期のエピソードはあまり確認できませんでしたが、「厳格な技術を求める親方」から

スイス時計産業勃興の祖と言われる「ダニエル・ジャンリシャール」の故郷であるラ・サーニュの時計師に技術を学びました。

 

【1845年 起業家としての片鱗を見せる】

20歳のとき、カラム・ロベールとともに「カラムロベール&ジラール」を創業。

 

彼が生まれた時のヌーシャテルは正式名称「プロイセン王国所有ヌーシャテル公国」でしたが、

1806年からはナポレオン(フランス)の占領、1815年からアイトゲノッセン(≒スイス連邦)へ加盟、

1848年に革命が起こり、共和国になりました(正式には1857年までプロイセン王国所有)。

 

このような激動の世の中で、コンスタン・ジラールは自身の道を切り拓くべく奮闘し、

また1852年には弟のヌマ・ジラールと時計製造会社「ジラール&カンパニー」を創業しました。

 

【1854年 結婚、そして創業】

この章はジラール・ペルゴをご存知の方でしたら周知のエピソードかと思います。

1854年に時計仲介業者を営んでいたペルゴ家の長女、マリー・ペルゴと結婚。

そして1856年に現在にもその名を存続させる時計ブランド「ジラール・ペルゴ」が誕生しました。

 

前身としては1852年にヌマ・ジラールとラ・ショー・ド・フォンに設立した「ジラール&カンパニー」です。

ですが今後のジラール・ペルゴの発展にはペルゴ家の活躍が不可欠だったため、

まさしく1856年が転期となったと言っていいかと思います。

 

【ジラール・ペルゴの手がけた時計たち】

 

現在も腕時計としてラインナップにある「ブリッジ」がブランドを象徴する時計ですが、

その技術力で多くの時計を制作し、虜にしていました。

 

本の中から一部ご紹介させていただきますと、、、

・十字架型ペンダント時計 / ほうろう細工で描かれた天使に囲まれた聖母マリア(1870年頃)

・小さな本型のミニチュア時計 / ほうろう細工で描かれたキューピッド(1856年頃)

・両蓋懐中時計 / コンプリートカレンダー(19世紀終わり頃)

・海軍将校用腕時計 / ガラスの上に金属格子がついているレザーバンドの腕時計(1880年)

 

そしてブリッジは1865年から1890年の間に約20個が製造され、

1867年と1889年のパリ万国博覧会では金賞を受賞しました。

参考:https://www.gressive.jp/send/shop/200410-best-girard-perregaux/

 

【ジラールペルゴはどのようにして存続できたのか?】

私の調べ不足によるものもあるかと思いますが、

かの有名なブレゲは「資金難」で苦しむ期間が多かったことが公式の書籍で語られています。

 

代表的なエピソードは2つ。

1つ目は、1787年にブレゲが存在しない機構の開発に勤しみ資金難、グザヴィエ・ジイドと手を組んで会社を立ち上げたこと

2つ目は、1791年に上記の会社をたたみ、かつ王侯貴族から支払いが滞りプラスラン伯爵に借金を肩代わりしてもらったこと

 

ジラールペルゴの作っている時計に関してある種物珍しい時計が多く紹介されており、

ブレゲと同じような資金難になりそうなきっかけはいくつもありました。

しかし、資金難に陥ったエピソードが一切ないのです。

 

ですので、私個人として3つの仮定を出しました。

①1858年にペルゴ家が営んでいた会社をたたみ、「ジラール・ペルゴ」へ莫大な資金が流れ込んだこと

②世界的に経済状況が安定しており、対象としていた層から支払いの滞りがなく、かつ多くの顧客がいたこと

③コンスタン・ジラールが好きな時計作りに注力していた分、チームとして他で売り上げを出していたこと

 

ある程度予想はついておりますが、今後深掘りしていきたい内容として心に残っています。

 

【コンスタン・ジラールは、変革を起こした起業家】

 

コンスタン・ジラールはブレゲが1801年に公表したトゥールビヨンに熱中し、

1867年には時計の主要な構造を中心にまとめて並行に3本の「ブリッジ」がかかる

「スリー・ブリッジ・ゴールド・トゥールビヨン」を発表しました。

 

また1880年には実用性を念頭に置いた軍用の腕時計を2000本ドイツ軍へ納品しており、

1812年にブレゲが発明した世界初の腕時計以来、初の実用性に足る腕時計を制作しております。

 

色々な捉え方ができるかと思いますが、コンスタン・ジラールは

行動力に溢れ、腕時計に「変革」を起こした起業家としてご紹介させていただきました。

 

【次回予告 : 時を同じくして、、、】

 

ジラール・ペルゴとして彼は欠かせない傑物ではありますが、

その裏には妻マリー・ペルゴの兄弟がスイスの発展・そして世界展開に寄与した功績が欠かせません。

 

次回はペルゴ家を起業家集団として捉え、その活躍をご紹介したいと思います。

記事に書けなかった話や更新情報はXアカウントにてご紹介しておりますので、皆様のフォローを心よりお待ちしております。

 

ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

 

ISHIDA新宿 水野

 

 

皆様、スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

ISHIDA新宿 水野でございます。

 

以前告知の記事をご覧いただいた方はご存知かと思いますが、

2025年9月より、1ブランドを中心に連続した記事で掘り下げる「連載」形式でブログを書くことにいたしました。

色々なスタッフが更新しているWebページですので、あくまで私(水野)だけに限った形式になります。

 

この記事の前に「前談」として記事を作成しており、今後はそちらをまとめページとして活用していく予定です。

また、Xで個人アカウントを運用しておりますのでリクエストや感想などはそちらから是非お待ちしております。

よろしければ合わせてご確認くださいませ。

 

では、9月のテーマであるジラールペルゴより連載①「稀代の起業家 ジャンフランソワボット」をご紹介いたします。

 

 

【1791年 ジャン=フランソワ・ボット創業】

フランス革命の真っ只中、スイス ジュネーブにて19歳の青年が創業しました。

ジラールペルゴの創業年を担っている、ジャン=フランソワ・ボットです。

参考:https://www.girard-perregaux.com/jp_jp/blog/jean-francois-bautte-a-man-of-his-time.html

 

ジュネーブは1789年までフランスのプロテスタントが多く集まって発展してきた一種の「国」でしたが、

フランス革命の煽りを受けてフランスへ併合され、物価上昇や情勢が大きく変化していた年でした。

 

家庭の後ろ盾や後押しがあった訳ではありませんが、ボットは12歳で工房にて徒弟修行を始め、

旋盤工・時計製作者・宝石細工人・金銀細工人といった技法を相次いで学び、19歳で独立を果たしました。

 

当時はマスター・ウォッチ・メーカーという時計師の親方の認定、8年間時計学校に通ってから創業することが常識だったそうで、

時計の仕上げという分野において一際秀でていたジュネーブで、ボットが創業したことは周りからはとても異質に映ったかと思います。

 

 

細かな部分は省きますが、

かつての雇用主だったジャック・ドーフィヌ・ムリニエが2年後の1793年にはパートナーとなり、

1820年代には300人余りの従業員を雇う、その時代の時計業界の中だと「大企業」にまで発展します。

 

 

1837年に生涯を終えるまで、彼の工房で作られていた時計は多種多様でした。

・香水が銃口から飛び出る、銃の形をした時計

・コインに収まる3.3mmの懐中時計

・彫りとエナメルを施した極薄の両蓋懐中時計

・「ジャンピングアワー」と「グランソヌリ」を搭載する懐中時計

ボット社の技術力を窺い知ることができますね。

 

【ボットのことが分かるエピソード「ヴィクトリア女王の来訪」】

時計好きならご存知のロンジン万国博覧会(1851年)は

パテックフィリップがヴィクトリア女王と夫のアルバート公へ時計を販売し、その名声を確固たる地位にした催しです。

 

ヴィクトリア女王初期の治世でボットの工房を来訪するエピソードがあり、

彼の巧みな手腕を称賛する女王に応えて、思わず女王様の肩を叩いて言葉を続けたそう。

 

ヴィクトリア女王が視察に来るほど評価されていたこと、

またその当時の国外への流通方法について話をしていたことから、

一時代を築いたボットへの評価とその人柄が分かるエピソードとして紹介されています。

 

 

【1906年、ジラール・ペルゴの歴史の一部に】

ボットの死後、息子のジャック・ボットが中心となってジャン=フランソワボット社を作りました。

その後は共同経営者の息子ジャック・サミュエルなど何名かのオーナーを経て、ジュリアン・ヘクトがボット社の最後のオーナーです。

 

1906年、友人で親族のコンスタン=ジラール・ガレに社を譲り渡し、ボット社がジラールペルゴの先駆けとなりました。

 

【起業家・経営者としてのボットに惹かれた】

教師をしつつ冬の期間を時計師として創業したジャン=ジャック・ブランパン、

織物職人の5人息子の末っ子としてジュネーブで生まれ、その地で創業したジャン=マルク・ヴァシュロン、

ヌーシャテル公国のブルジョワ階級の長男として生まれ、トップクラスの教育を受け創業したアブラアン=ルイ・ブレゲ、

そしてジュネーブで生まれ、12歳で時計の工房で働き、その経験を活かして創業したジャン=フランソワ・ボット。

 

どんな背景にせよ素晴らしいブランドであることは間違いありませんが、

私はボットに「起業家」としての魅力を感じ、表題のタイトルでご紹介させていただきました。

 

ブランドの名前である「ジラール・ペルゴ」が取り上げられることが多いですが、

これを機に「ジャン・フランソワ・ボット」もご周知いただけますと嬉しいです。

 

【ジラール・ペルゴの物語へ続く】

1854年に創業したコンスタン・ジラール。

今なおブランドの代名詞となっている「ブリッジ」を作り上げた彼もまた、起業家でした。

 

次の連載では「革命の起業家コンスタン・ジラール」をご紹介いたします。

 

【今後の連載についての予定】

前章でご紹介した通り、次はコンスタン・ジラールを取り上げます。

その後は妻のマリー・ペルゴの兄弟たちのエピソードを取り上げ、ロレアート関連のエピソード

最後にジラール・ペルゴの製造についての記事を書く予定です。

その後はより数字や世界情勢など、上記の記事を補完する形で記事を公開しますので、お楽しみの一助になりますと幸いです。

 

ここまでご覧いただき、ありがとうございました

 

[ 参考文献 ]

・時の芸術家 / フランコ・コローニ

・BREGUET HORLOGER DEPUIS1775

・Girard-Perregaux Horloger par vocation

 

 

時計店ISHIDA新宿 水野と申します。

 

皆様は、時計のどんなところに魅力を感じるのでしょうか。

私が一大決心をして初めて買った時計は、時計の形とブランドのルーツに魅力を感じました。

 

そこから紆余曲折あり、時計業界に身を置くことになり、今に至ります。

 

こちらのページでは店頭でお話するには少しマニアックすぎるような、お話する方を選ぶような、

言葉だけでは伝わりにくい内容を「連載」という形でご紹介をさせていただきます。

 

ブランドの辿った歴史から、人物・ブランド・時計の魅力をお楽しみいただける連載。

 

より深掘りしていくため、月毎に1つのブランドを主体に置いて記事を書いていきたいと思います。

マニアックさを突き詰め、皆様の時計の楽しみ方を増やせるよう精進してまいります。

 

コメントやリクエストがあればXアカウントまでお願いいたします。

9月5日(金)を目安に順次公開いたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。

 

Xアカウントはコチラからご覧いただけます。

スタッフブログをご覧の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

 

【ISHIDA新宿 水野:自己紹介】

歴史書/時計撮影が好きな販売員・ISHIDA新宿のSNS担当です。

時計を中心に、人・技術・歴史など、色々なことを掘り下げて楽しんでおります。

ご試着いただいたお客様のリストショットを撮ることには定評がございますので、

ぜひ合わせたいお洋服をご着用の上お越しくださいませ。

 

【9月特集:稀代の起業家「ジラールペルゴ」】

1791年から一度も途切れることなく歴史に名を刻んでいるブランド。

魅力的な時計の裏側にある、歴史をご堪能いただければと思います。

 

ISHIDA新宿

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