今回はリヒャルト・ランゲについてお話します!
ズバリ・・・
「最高水準精度と最善の視認性」
この魅力を次の2つのテーマで解説をさせていただきます・・・
1. 科学観測用デッキウォッチの伝統継承モデル
2. 端正なローマ数字のセンターセコンドモデル
リヒャルト・ランゲとは?
アドルフ・ランゲの長男であるリヒャルト・ランゲの名をとり、モデル名とされました。
リヒャルトはランゲ一族の中でも優秀な科学者であり発明家でもあり、1868年には工房を受け継ぎ、その知識と発明で精密時計の技法に大いに貢献しました。
デッキウォッチとは?
18世紀~19世紀にかけて、多くの探検家、科学者にとって必要不可欠な高精度計器でした。
当時、南極探検隊を率いたエーリッヒ・フォン・ドリガルスキーをはじめとする多数の研究者、探検隊がデッキウォッチを使用しておりました。
図版:ライプニッツ地誌研究所(在ドイツ・ライプツィヒ)
リヒャルト・ランゲは時計計測の技術発展に貢献し、1930年にはヒゲゼンマイの歩度を向上させる「ベリリウム合金」特許第529945号によって特許の取得もしております。
現在では世界の機械式時計に採用されてる技術でもあります。
正確な観測のために必要なデッキウォッチの高精度の確立は、リヒャルト・ランゲの功績により成し遂げられたと言っても過言ではないでしょう。
デッキウォッチの計測技術の発展に数多くの貢献をしたリヒャルト・ランゲ・・・
そのオマージュとしてモデル名が命名されたのです。
端正なローマ数字の視認性
リヒャルト・ランゲのプロダクトベースは大型高性能科学観測用デッキウォッチ。
1935年にはフリードリッヒスハーフェンのツェッペリン飛行船向上に納入され、航路決定、燃料計算に必要不可欠な計器とされておりました。
高精度である事は勿論のこと、視認性の追求も併せて開発されていました。
現在のリヒャルト・ランゲは、デッキウォッチの規律正しく配列されたローマ数字を踏襲しており、とても端正で且つ、視認性の高いフェイスデザインです。
さらにブルースティールのセンターセコンドは、洗練された印象を与えてくれ、リヒャルト・ランゲがよりモダンな雰囲気に再解釈されたのがお分かりいただけるはずです。
最高水準精度と最善の視認性の実現によって生まれた
リヒャルト・ランゲ・・・
是非、ISHIDA表参道店でご堪能ください!
ISHIDA表参道店では
今回ご紹介したリヒャルト・ランゲ ピンクゴールドは店頭でご覧いただけます。
サクソニア等と比較しますと、ややケースボリュームがございますが、細身の方であっても「着け応え」という表現でおさまるのではないでしょうか。
品番:232.032
ケース径:40.5mm
ケース素材:18Kピンクゴールド
防水:3気圧
ムーブメント:手巻き L041.2
パワーリザーブ:38時間
価格:4,026,000円(税込)
記 : 小林信介
その他にもランゲ1、サクソニア、1815、カバレットなど多数ご用意がございます。
是非、実機をお手に取ってご覧ください!
当店ご購入特別プラン
当店ではA.ランゲ&ゾーネご購入に際し、お客様金利手数料無料の特別なプランをご用意しております。
お手持ちの時計の下取りも可能です。
詳しくはISHIDA表参道まで
下記、お電話かメールにてお気軽にどうぞ!
担当:鈴木一弘 小林信介
- CATEGORY:
- A. LANGE & SOHNE