ISHIDA表参道 スタッフブログ

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皆様こんにちは。

 

 

ISHIDA表参道の佐野でございます。

 

 

世界最大級の時計見本市「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2026」が閉幕し、今年も時計業界における新たな潮流が見えてきました。
65ものブランドが一堂に会した今回の展示会では、伝統への深い敬意と、素材開発やムーブメント設計における革新性という、業界が持つ二つの側面が強く印象に残ります。

 

 

極薄トゥールビヨンといった高度な技術の追求に加え、一体型ブレスレットの再評価、さらには“時刻表示のみ”という枠の中で極限まで複雑性を高めたユニークピースの登場など、発表された数々の新作は今後のトレンドを占ううえでも非常に見応えのある内容となりました。

本記事では、「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2026」で特に印象的だったモデルをいくつかピックアップし、その魅力をご紹介いたします。

 

◾️Vacheron Constantin

 

 

オーヴァーシーズ・オートマティック・ウルトラシン Cal.2550

 

約7年の歳月をかけて開発された本作は、Vacheron Constantinの技術力と美意識が結晶した一本です。
かつて高い評価を得たキャリバー1120の系譜を受け継ぎつつ、新たに誕生したキャリバー2550はわずか約2.4mmという驚異的な薄さを実現。

 

 

マイクロローターやダブルバレルを採用しながら、約80時間のパワーリザーブを確保しています。
プラチナケースにサーモンダイヤルを組み合わせたその姿は、クラシックでありながら現代的。まさにジェントルマンウォッチの理想形と言える仕上がりです。

 

 

ヒストリーク・アメリカン 1921

 

1921年にアメリカ市場向けに誕生したドライバーズウォッチをルーツに持つ、アイコニックなモデル。
クッション型ケースと、45度傾けられたダイヤルという独創的な設計は、ハンドルを握ったままでも視認性を確保するためのもの。
今回の新作では、ピンクゴールドケースに粒感のあるシルバーダイヤルを組み合わせ、クラシックに遊び心を添えた一本に仕上がっています。

 

 

オーヴァーシーズ・デュアルタイム “カーディナルポイント”

 

コレクション誕生30周年を記念して登場した、旅をテーマにしたデュアルタイムモデル。
北・南・東・西を象徴する4色のダイヤルとチタンケースの組み合わせにより、軽量かつ実用性の高い仕上がりとなっています。
自社製キャリバー5110 DT/3を搭載し、第2時間帯表示やAM/PM表示など、実用機能も充実。
ブランドの新たな方向性を感じさせる意欲作です。

 

 

◾️Grand Seiko

 

 

Spring Drive SBGZ011

 

Grand Seikoのマスターピースコレクションに加わった本作は、信州・蓼科大滝の情景をダイヤルで表現したモデルです。
手彫りによる繊細なパターンは、水の流れを思わせる美しさ。プラチナケースとザラツ研磨が生み出す光の表情も魅力です。

 

 

搭載されるキャリバー9R02は約4mmという薄さを実現しながら、約84時間のパワーリザーブを誇ります。

 

Spring Drive SLGB006

 

サンピラー(太陽柱)という幻想的な自然現象から着想を得た限定モデル。
漆黒のダイヤルに散りばめられたゴールドの粒子が、氷晶の輝きを見事に表現しています。
新たにU.F.A.規格を取得したキャリバー9RB2は、年差±20秒という高精度を実現。
美しさと実用性を高次元で融合させた一本です。

 

 

◾️H. Moser & Cie

ストリームライナー

 

H. Moser & Cieが提案する新たなサイズ感。
34mmと28mmというコンパクトなケースながら、自動巻きムーブメントを搭載。
ロゴやインデックスを排したミニマルなデザインに、フロステッド仕上げのダイヤルが静かな個性を添えます。
“分かる人には分かる”ブランド哲学が凝縮されたモデルです。

 

◾️IWC

 

 

ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー “セラルーム”

 

IWCによる革新的な素材表現が際立つ一本。
セラミックとスーパールミノバを融合させた「セラルーム」により、ケース全体が発光するという前例のない仕様を実現。

 

 

昼はモノトーン、夜は鮮烈なブルーへと変化する表情が魅力です。
自社製キャリバー52616は約7日間のパワーリザーブを誇り、複雑機構を安定して駆動します。

 

■総括|2026年のトレンド

 

今回の「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2026」を通して見えてきたのは、以下の大きな潮流です。

 

・薄型化と高性能の両立
・自然や現象を表現するダイヤルデザイン
・ミニサイズの再評価
・素材技術の革新
・ヘリテージモデルの現代的再解釈

 

各ブランドがそれぞれのアプローチで“らしさ”を追求しながら、新たな価値を提示している点が非常に印象的でした。
2026年の時計業界は、伝統と革新がこれまで以上に高い次元で融合していく年になると言えるでしょう。

 

今後の入荷や実機のご案内にも、ぜひご期待ください。

 

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皆様こんにちは。

 

 

ISHIDA表参道の佐野でございます。

 

 

本日は、日本が誇る時計ブランド「SEIKO」の歴史についてご紹介いたします。

 

 

◾️銀座から始まった挑戦

1897年頃の精工舎

 

セイコーの歴史は、1881年、若き実業家である服部金太郎が東京・銀座に小さな時計店を開いたことから始まります。
当時の日本は近代化の途上にあり、西洋の技術を積極的に取り入れている時代でした。
創業当初は輸入時計の修理・販売を中心としていましたが、1892年には自社工場「精工舎」を設立。
1895年には国産初期の懐中時計「タイムキーパー」を発表し、日本の時計製造は新たな段階へと進みます。

 

◾️ 日本初の腕時計、そしてブランド誕生へ

1913年 国産初の腕時計「ローレル」

 

20世紀初頭、時計の主流は懐中時計から腕時計へと移行していきます。
特に第一次世界大戦以降、その流れは加速しました。
1913年、精工舎は日本初の腕時計「ローレル」を発表。
生産数は限られていたものの、日本の時計技術が世界に挑戦し得ることを示す重要な一歩となりました。
しかし1923年、関東大震災により工場は壊滅的な被害を受けます。
それでも翌1924年、「SEIKO」の名を冠した時計を発表。
この時、現在へと続くセイコーブランドが誕生しました。

 

◾️ 戦後復興と技術革新の礎

 

第二次世界大戦を経て、1950年代の復興期にセイコーは再び成長軌道に乗ります。
この時期に確立されたのがムーブメントから外装部品、さらには潤滑油に至るまで自社で一貫生産する「垂直統合型」の体制です。
これにより品質と技術革新の両立を実現しました。
1956年には自動巻き腕時計を発表し、1959年には独自機構「マジックレバー」を搭載した「ジャイロマーベル」を発表。
機械式時計メーカーとしての地位を確立していきます。

 

◾️世界への飛躍

1964年 東京オリンピック公式計時を担当

 

1960年代、セイコーは国際的な評価を高めていきます。
1964年の東京オリンピックでは公式計時を担当し、その高い技術力を世界に示しました。
さらに1965年、日本初のダイバーズウォッチ「62MAS」を発表。
そして1969年、後に時計史を大きく変える「アストロン」を世に送り出します。

 

◾️ クオーツ革命がもたらした衝撃

世界初のクオーツ腕時計「セイコークオーツアストロン35SQ」

 

「アストロン」は世界初のクオーツ腕時計として登場し、圧倒的な精度で時計の常識を覆しました。
この技術革新は1970〜80年代のクオーツショックへとつながり、多くのスイスメーカーが苦境に立たされます。
一つ興味深いのは、同社が機械式時計の開発を継続していた事です。
この“二軸”の姿勢が、後の再評価へとつながっていきます。

 

◾️ 機械式へのこだわりとグランドセイコー

1960年 初代グランドセイコー

 

1960年に誕生した「グランドセイコー」は、「精度・視認性・仕上げ」のすべてにおいて最高峰を目指すラインです。
天文台コンクールでの実績や、独自のデザイン哲学「セイコースタイル」によって、確かな評価を築いていきました。
長らく国内中心の展開ながら、技術力の高さは世界的にも認められていく事になります。

 

◾️ クオーツの先へ ― 終わらない革新

スプリングドライブ マニュファクチュールムービー

 

1988年には発電機構を備えた「キネティック」、1999年にはゼンマイ駆動と電子制御を融合させた「スプリングドライブ」を発表。
特にスプリングドライブの滑らかな秒針の動きは、従来の時計にはない独自の魅力を持ち、セイコーの革新性を象徴する存在となっています。

 

◾️ 現代のセイコーとその存在意義

 

現在のセイコーは、手頃なモデルから高級機まで幅広く展開する稀有なブランドです。
過去の伝統に頼るだけでなく、今なお技術革新を続けながら、「大衆性」「革新性」「高級性」という複数の側面を高次元で成立させています。

 

◾️まとめ

 

セイコーの歴史は単なる時計の進化ではなく、「課題解決」と「挑戦」の連続です。
銀座の小さな店から始まり、世界の時計業界に大きな影響を与える存在へと成長したその軌跡は、まさに唯一無二と言えます。
ダイバーズウォッチの実用性、クオーツの革新性、そして「グランドセイコー」の静謐な美しさ。
そのいずれをとっても、セイコーが時計業界において欠かせない存在であることは間違いありません。
ぜひ店頭にて、その魅力を実際にご体感ください。

 

【過去記事】Grand Seikoの名作ムーブメント「スプリングドライブ キャリバー9RA2」

【過去記事】世界最高峰の精度を実現したGrand Seikoの「スプリングドライブU.F.A.」

 

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皆様こんにちは。

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本日はGrand Seikoの名作ムーブメント「キャリバー9S85」をご紹介致します。

■ メカニカルハイビート36000

10振動ムーブメントとは、時計の精度を担う「てんぷ」が1秒間に10回振動する仕組みを指します。
これは1時間に換算すると36,000回に達するため、「ハイビート36000」と呼ばれています。
一般的な機械式ムーブメントは、21,600振動/時(1秒間に6振動)や28,800振動/時(1秒間に8振動)であるため、10振動がいかに高速なムーブメントであるかがわかります。
てんぷは振り子のように規則的な往復運動を繰り返し、ぜんまいの解ける速さや歯車の回転速度を一定に保つ「調速」の役割を担っています。
振動数が高いほど外部からの影響を受けにくくなり、結果として安定した高精度を実現することが可能になります。
過去には、グランドセイコーが国産初となる自動巻き10振動モデルを3種類発表しました。
•フラッグシップモデル「自動巻61GS」
•より薄型で、姿勢差や外乱に対して安定性を高めた「手巻45GS」
•世界初の女性用小型10振動モデル「19GS」
そして約40年の時を経て、より進化を遂げた10振動ムーブメントを発表しました。

■ 10振動復活への挑戦
当時は10振動ムーブメントを製造することは非常に困難でした。
最大の課題は「持続時間」と「耐久性」です。
振動数が高いてんぷは、ぜんまいから多くのエネルギーを必要とします。
てんぷを絶えず往復運動させ続けるには大きな力が必要であり、そのため巻き上げたぜんまいが長時間安定して駆動できるよう、十分なトルクを確保しなければなりませんでした。
さらに、てんぷの規則正しい振動を受けて歯車の動きを制御する「脱進機(がんぎ車やアンクル)」においても、高振動に耐え得る耐久性が不可欠でした。
こうした課題を克服するため、主要部品は素材の段階から見直され、強度の向上と精度の一層の改善が図られました。

■ひげぜんまい 基本性能を向上させる新素材

9Sメカニカルの製造で培われた長年の経験と知識を活かし、まず精度の核心を担う「ひげぜんまい」の素材を根本から見直すことから開発は始まりました。
その結果、約5年の歳月をかけて誕生した新素材は、従来品と比べて耐衝撃性がおよそ2倍、耐磁性は約3倍へと大きく向上しました。

■ 脱進機(がんぎ車、アンクル) パーツ精度の向上を図るMEMS技術

かつての10振動ムーブメントは、「がんぎ車」の歯数を増やすことでてんぷの回転速度を高めていました。
この方法は既存のムーブメントを比較的容易に高振動化できる一方で、歯数が増えることによっててんぷの動きにムラが生じやすくなるという欠点がありました。
また、がんぎ車の回転速度が上がることで油切れが発生しやすくなる点も課題でした。
そこで「キャリバー9S85」では歯数を増やすのではなく、「がんぎ車」の前に「がんぎ中間車」を配置し、輪列全体にかかる負荷を分散させる構造を採用しました。
さらに高振動に耐えるためには部品そのものの耐久性向上も必要でした。
その解決策として、半導体製造の技術を応用した「MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術」を導入。
これにより部品の寸法精度が高められ、表面はより滑らかに、さらに軽量化までも実現しました。
加えて「がんぎ車」の形状そのものも再設計されています。
駆動効率の観点では歯の表面はできるだけ平滑であることが理想ですが、平滑にすると潤滑油が広がりやすくなる問題がありました。
そこで歯先に油溜まりを設けることで、平滑さを保ちながらも保油性を高める工夫が施されています。

■ 動力ぜんまい 高速振動に必要なトルクと実用的な持続時間を実現

10振動ムーブメントは振動数が多いため、動力の消費も大きくなります。
そのため十分なトルクを供給できる「動力ぜんまい」の開発が不可欠でした。
そこで「ひげぜんまい」と同様に、まず素材の見直しから取り組みが始まりました。
6年の歳月をかけて完成した新素材は、従来のスプロンを基盤としながら新たな元素を加えることで改良されました。
その結果、従来と同等の耐食性・耐久性・耐磁性を維持しつつ、バネの力を約6%向上させ、さらに持続時間をおよそ5時間延ばすことに成功しました。
加えて厚みを持たせることで10振動を可能にしつつ、最大巻上時には約55時間の駆動を実現しています。

Grand Seikoは世界でも数少ない、ひげぜんまいを自社で製造出来る「純度の高いマニュファクチュール」ブランドです。
ぜひその魅力を店頭で体感下さい。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

【関連記事】世界最高峰の精度を実現したGrand Seikoの「スプリングドライブU.F.A.」

【関連記事】Grand Seikoの名作ムーブメント「スプリングドライブ キャリバー9RA2」

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本日はGrand Seikoの新作モデルに搭載されている革新的なキャリバー「9RB2」についてご紹介致します。

 

■ 世界最高峰の精度を実現したCaliber 9RB2

 

2004年にスプリングドライブムーブメントが誕生して以来、同社では高精度への飽くなき探求が続けられてきました。
その集大成として今年、ぜんまい駆動式腕時計として世界最高水準となる年差±20秒を実現した「スプリングドライブ U.F.A.(Ultra Fine Accuracy)」を発表しました。

 

2025年に発表された「スプリングドライブU.F.A.」

 

スプリングドライブは水晶の一定周期の振動を利用して正確な基準時間を生み出します。
しかし温度や湿度、重力といった外部要因によってわずかに振動数が変化し、その微細な誤差が長い年月の中で積み重なり精度のずれにつながります。
年差±20秒という精度を達成するために、新たにICを設計し、自社製造の水晶振動子の加工精度を徹底的に見直す必要がありました。

さらに、パッケージICの製造から組み立てまでの各工程で加工条件やプロセスを改良。
加えて新開発の緩急スイッチを搭載することで、経年による精度変化を最小限に抑えることに成功しています。

 

■ 厳選された水晶振動子とICを真空パッケージに封入した「高精度スプリングドライブパッケージIC」

 

本キャリバーは、3か月間のエージング工程を経た水晶振動子と、温度変化による精度のズレを補正する超省電力ICをひとつの真空パッケージに封入した「高精度スプリングドライブパッケージIC」を搭載。

 

 

1日540回の温度測定と補正により、外部環境の影響を最小限に抑えます。
真空パッケージ化は湿度や静電気、光の影響からも保護し、基準信号の精度向上にも寄与。
さらに、年差クォーツにも用いられる緩急スイッチを新たに採用し、経年変化による精度の変動を抑えることで、長期にわたり高精度を維持しています。

 

■ スプリングドライブ史上初の緩急調整機能

 

スプリングドライブとして初めて緩急スイッチを搭載。
製造時のわずかなひずみに起因する水晶振動子の経年変化も補正でき、アフターサービス時に個体ごとの精度微調整を行うことで、長期間にわたり年差精度を維持。

 

■ 高精度化と小型化を同時に実現

 

キャリバー9RB2は、薄型シングルバレルと新開発の小型オフセットマジックレバーにより低重心化と約72時間の駆動時間を両立。部品配置を最適化し、大型のローターやIC真空パッケージを組み込みながらもケース径37.0mmを実現しました。巻き上げ効率を高めた設計や精度の高いパワーリザーブ表示など、コンパクトながら堅牢性と機能性を兼ね備えています。

 

■ 信州の美しい自然の情景を映し出すムーブメント仕上げ

 

キャリバー9RB2のムーブメントは、信州の冬に見られる霧氷をイメージし、受に梨地仕上げを施して落ち着いた輝きを表現。
稜線や穴周りにはダイヤカットを施し、光を受けてシャープな輝きを放ちます。
タングステン製の一体成形回転錘は美観と高い巻き上げ効率を両立し、「Ultra Fine Accuracy」の文字を刻んだデザインになっています。

 

年差±20秒という圧倒的な精度で、今年の時計見本市でも注目を集めたスプリングドライブ U.F.A.。
ぜひチェックしてみて下さい。

 

【関連記事】Grand Seikoの名作ムーブメント「スプリングドライブ キャリバー9RA2」

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本日はGrand Seikoの人気モデル「花筏」が入荷致しましたのでご紹介致します。

 

■ 日本特有の季節の移ろいをダイヤルで表現したモデル

 

1967年に誕生したグランドセイコー初の自動巻モデル「62GS」の意匠を受け継ぎつつ、現代的に再構築された「62GS現代デザイン」をベースに、日本の繊細な季節感を表現した特別な一本。
本作は、二十四節気の「春分」を過ぎた頃、川面に舞い落ちた桜の花びらが流れる“花筏(はないかだ)”の美しい情景から着想を得たダイヤルが魅力です。
岩肌を思わせる質感と淡いグレイッシュピンクの色合いが、散りゆく桜を愛でる日本ならではの美意識を体現し、手元に儚くも華やかな季節の彩りを添えます。
心臓部には、信州の工房で匠の手により丁寧に組み上げられたスプリングドライブ「キャリバー9R65」を搭載。
技と美が融合した、グランドセイコーならではの逸品です。

 

【ブランド】Grand Seiko
【シリーズ】ヘリテージコレクション
【モデル名】SBGA443
【参照URL】https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/sbga443

 

■ 花筏(はないかだ)とは

 

川面に舞い落ちた桜の花びらが、ゆるやかな渦を描きながら流れていく――そんな風雅な光景を「花筏(はないかだ)」と呼び、日本の春の風物詩として親しまれています。
本モデルは、その儚くも美しい情景をダイヤルに映し出した一本です。

旧暦の立春から始まり、雪が雨へと変わる「雨水」、眠っていた命が目覚める「啓蟄」、そして昼夜が等しくなる「春分」、やがて自然が鮮やかに息を吹き返す「清明」へ――。日本独自の季節の移ろい、その中でも一瞬のきらめきを切り取ったかのような、繊細で詩情あふれるダイヤルが魅力となっています。

 

■ キャリバー9R65

SBGA443に搭載される「キャリバー9R65」は、最先端の技術と職人の高度な技能が融合したスプリングドライブムーブメント。スーッと滑らかに進む秒針の動きは、機械式ともクオーツとも異なる、途切れのない時の流れを感じさせてくれます。
「春分」の美しい風景をダイヤルに映し取ったこのモデルは、グランドセイコーの匠たちが集う「信州 時の匠工房」で、一本一本丁寧に生み出されています。

 

春の儚い情景“花筏”を表現した、美しいダイヤルとスプリングドライブの滑らかな時の流れ。信州の匠の技が光る、特別なグランドセイコーをぜひ店頭でご覧ください。

 

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

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本日はGrand Seikoの名作ムーブメント「キャリバー9RA2」についてご紹介致します。

 

■ 「キャリバー9RA2」

 

グランドセイコーのスプリングドライブは、2004年に登場した「キャリバー9R」以来、磨き抜かれた技術によって進化を重ねてきました。
2020年に発表された「キャリバー9RA2」は、従来の機構に革新を加えた次世代ムーブメントであり、ブランドの技術力と美意識を象徴する存在です。
製造はスプリングドライブ誕生の地である信州・時の匠工房。
ダイヤルや針、ケースの細部まで、選ばれた匠の手仕事により丁寧に仕上げられ、ムーブメントの開発から組み立てまで一貫して行われています。

 

■ 腕なじみの良い装着感を適えた薄型ムーブメント

 

キャリバー9RA2は、日常的な着け心地を大切にした設計が魅力のひとつです。
従来の9R6系ムーブメントと比べて0.8mmの薄型化を実現し、回転錘などのパーツもコンパクトに再設計。
さらに、ムーブメント底面からリュウズ中心までの距離を4.2mmから3.4mmへと短縮することで、リュウズの位置を可能な限り裏ぶた側に配置し、時計全体の重心をより腕に近づけました。

この構造により、装着時の安定感とフィット感が大きく向上。
見た目のスマートさだけでなく、手首に自然に馴染む快適な装着感を実現しています。
美しさと実用性を両立した、まさに“着けてこそ感じる進化”を体現したムーブメントです。

 

■ ぜんまいの巻上効率の向上を実現した「オフセットマジックレバー」

 

巻上効率と薄型化を両立させた新機構「オフセットマジックレバー」を搭載。
従来の中央配置型からレバーを中心軸からずらして配置することで、ムーブメント全体をスリム化。
信州・時の匠工房の精密な加工技術により開発された「クランク車つきマジックレバー」により、負荷を抑えながら高い巻上効率も実現しています。
技術革新によって、より洗練されたスプリングドライブへと進化を遂げました。

 

■ 120時間の長時間持続を可能にした「デュアルサイズバレル」

 

動力源であるぜんまいを収納する香箱を2つ並べた「デュアルサイズバレル」構造を採用。
高効率にぜんまいを巻き上げられるよう最適な設計が施されています。

さらに、輪列の増速比も見直すことで、従来の9R6系と同等の高トルクを維持しながら、最大120時間というロングパワーリザーブを実現。
2つの香箱は、異なるサイズでありながらも均等に動力を伝えるよう改良されており、性能と省スペース性の両立を果たしています。

 

■ 堅牢性を格段に向上させ、伝達効率を高めた「ワンピースセンターブリッジ」

 

1番受・2番受・巻真受を一体化した「ワンピースセンターブリッジ」を採用。
ムーブメントの中心に一本の柱のように通す構造により、地板を強固に補強し、堅牢性・耐久性・耐衝撃性が大きく向上しています。
また、部品の一体化により組立の精度が高まり、歯車の伝達効率もよりスムーズに。
精密さと耐久性を両立した、信頼性の高いムーブメントを実現しています。

 

■ 情感あふれる趣を体現したムーブメントの仕上げ加工

 

キャリバー9RA2には、スプリングドライブの故郷・信州の自然風景を映し出す繊細な仕上げが施されています。
モチーフは、初冬の霧氷に包まれた木々と、そこから覗く星空。
その情景を表現するために、「受」の表面には細かな梨地加工を施し、静謐で上品な光のニュアンスを演出しています。

 

さらに稜線や穴の周囲にはダイヤカットが施され、光を受ける角度によって星のように鋭く輝くアクセントを加えています。
自然の美しさと高度な職人技が融合した、詩的かつ精緻な仕上がりです。

 

エボリューション9 コレクションは自然美を映し出す繊細な仕上げと先進技術が融合した逸品です。
ぜひ店頭で、その美しさと装着感を実際にご体感ください。

 

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

 

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本日は個人的におすすめな当店のブルーダイヤルの時計をご紹介致します。

 

1.クロノスイス ストライク・ツー ステラブルー 世界限定100本

 

2024年に登場した「ストライク・ツー」は、1994年発表の名作「トラ」の革新性を受け継ぎ、クロノスイスらしいレギュレーター式の表示をモダンに再解釈したモデルです。
各針が横一列に並ぶ独自の文字盤構成に加え、3時位置の時表示には立体的なギア構造が露出され、2本のブリッジで支えられたデザインが印象的。
この2本のブリッジこそが「ツー=TWO」の名の由来です。

「ステラブルー」モデルでは、ブルーの文字盤に重なり合うような波模様が刻まれており、中心から放射状に広がる光のような美しさを演出。
CVD加工による深いブルーが、繊細なハンドギョーシェの彫りをいっそう際立たせています。

 

【ブランド】クロノスイス
【シリーズ】ストライク・ツー ステラブルー ※世界限定100本
【モデル名】CH-5023-BLSI

【関連記事】クロノスイス アトリエ・ルツェルンの技術力

 

2.ショパール アルパインイーグル

 

ショパールの「アルパイン イーグル」は、現代的な洗練と力強さを兼ね備えたラグジュアリーウォッチです。
そのルーツは、1980年に共同社長カール-フリードリッヒ・ショイフレ氏が手がけた「サンモリッツ」。当時のアイコンに現代的なデザインを加え、アルプスとイーグルへの情熱を込めて再構築されたのがこのコレクションです。

ケースには、ショパール独自のルーセント スティール™を採用。
高い耐久性と輝きを備えたこの素材の中には、自社製の高精度ムーブメント(COSC認定)が搭載されています。

 

【ブランド】ショパール
【シリーズ】アルパインイーグル
【モデル名】298600-3001

 

3.グラスヒュッテオリジナル パノリザーブ

 

深みのあるガルバニックブルーの文字盤が印象的なこのモデルは、ディテールへのこだわりが際立つ一本。
シルバーのアプライドインデックスと、スーパールミノバ®を施した針が上品なコントラストを描き、視認性と美しさを両立しています。

サブダイアルには繊細なレコード引きのパターンが施され、光の角度によって異なる表情を見せてくれます。
さらに、ダークブルーの背景にホワイトの数字が映えるパノラマデイトが、全体のデザインに鮮やかなアクセントを添えています。

 

【ブランド】グラスヒュッテオリジナル

【シリーズ】パノリザーブ

【モデル名】1-65-01-26-12-61

 

【関連記事】グラスヒュッテの時計製造とその特徴

【関連記事】グラスヒュッテオリジナルの文字盤製作

 

4.グランドセイコー  エボリューション9

 

こちらの文字盤は夜明け前のそよ風に揺れる諏訪湖の水面をイメージしてデザインされました。
スプリングドライブの開発拠点「信州 時の匠工房」にほど近い諏訪湖から着想を得たこのモデルは、深みのある濃紺のダイヤルに繊細な波模様が刻まれ、見る角度によって表情を変える、美しい湖面のような佇まいが魅力です。

搭載されているのは、最大約120時間の駆動を誇る「キャリバー9RA2」。
職人の手で丁寧に組み上げられたスプリングドライブムーブメントが、滑らかに流れる秒針の動きと相まって、静寂の湖に広がる光の揺らめきを思わせる、詩的な一本に仕上がっています。

 

【ブランド】グランドセイコー
【シリーズ】エボリューション9
【モデル名】SLGA021

 

深みや輝き、情景までもを映し出すブルーダイヤルの世界。
ぜひ店頭で、それぞれの時計が放つ個性と美しさをご体感ください。

 

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

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記事:佐野

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ISHIDA表参道の佐野でございます。

前回に引き続き、グランドセイコーのお勧めモデルをご紹介します。

※現在当店では3/22(土) ~ 4/20(水)の期間「グランドセイコー リニューアルフェア」を開催しております。

■日本の四季がみせる豊かな表情をダイヤルに表現したGMTウオッチ

 

こちらのモデルのダイヤルデザインには梅雨明け後に吹く「白南風(しらはえ)」がもたらすさざ波をイメージしたパターンが施されています。
白南風は湿気を帯びた空気が吹き抜けることで、湖や池の表面に絶え間ないさざ波を作り出します。
この自然の美しい光景をモチーフとしたデザインです。
着用時の文字盤の見え方が本当に美しい時計です。

※こちらのムーブメントはハイビートメカニカルです

【ブランド】Grand Seiko
【シリーズ】Elegance Collection
【モデル名】SBGJ249
・商品詳細はこちら

 

 

■鰯雲から覗く月が美しく輝いて見える、静寂の「良夜(りょうや)」をイメージしたGMTウオッチ

 

SBGE271のダイヤルは秋の夜空をイメージしています。
冷たい露をまとった草木、鰯雲を抜けて輝く月、そして静かな夜空に浮かぶ月のようにダイヤルの色合いが穏やかな静けさを表現しています。
黒い文字盤が夜空を、金色のGMT針が月を表現しているものと思われますが、非常に美しい仕上がりになっております。

※こちらのムーブメントはスプリングドライブです

【ブランド】Grand Seiko
【シリーズ】Elegance Collection
【モデル名】SBGE271
・商品詳細はこちら

 

 

現在グランドセイコーフェアも実施しております。

 

■グランドセイコー リニューアルフェア

期間限定でグランドセイコーをご成約いただいた方に「期間中ならではの特典」をご用意。
さらに、ご来店予約をしてご成約いただくと「GSオリジナルノベルティ」をプレゼント。

 

2本とも非常に美しい時計なので、ぜひ実物をお手に取ってご覧下さいませ。
皆様のご来店をお待ちしております。

 

ISHIDA表参道
電話番号 : 03-5785-3600
メール : omotesando@ishida-watch.com
お問合せフォームはこちら

 

記事:佐野

 

皆様こんにちは。

ISHIDA表参道の佐野でございます。

現在当店では3/22(土) ~ 4/20(水)の期間「グランドセイコー リニューアルフェア」を開催しております。

この機会に個人的にお勧めのモデルをいくつかご紹介致します。

 

■SLGA021 – 諏訪湖の水面から着想を得た名作

 

このモデルの最大の特徴はダイヤルデザインです。
まるで諏訪湖の穏やかな水面をそのまま切り取ったかのような美しさがあります。
文字盤は深いブルーのダイヤルですが、光の当たる角度によって異なる表情を見せてくれるモデルです。

文字盤の色が本当に綺麗です。

 

【ブランド】Grand Seiko

【シリーズ】Evolution 9 Collection

【モデル名】SLGA021

商品詳細はこちら

 

■SLGH005 – 生命力あふれる荘厳な白樺林をダイヤルに表現

 

文字盤は白樺の木々をイメージしてデザインされ、ダイヤルにはダイナミックな型打模様が施されています。
青焼きの針が非常に美しいモデルです。

※2021年のジュネーブ時計グランプリで「メンズウオッチ」部門賞を受賞

【ブランド】Grand Seiko

【シリーズ】Evolution 9 Collection

【モデル名】SLGH005

商品詳細はこちら

 

■グランドセイコー リニューアルフェア

 

期間限定でグランドセイコーをご成約いただいた方に「期間中ならではの特典」をご用意。
さらに、ご来店予約をしてご成約いただくと「GSオリジナルノベルティ」をプレゼント。

 

皆様はどちらがお好きでしょうか?
ぜひ実物をお手に取ってご覧下さいませ。
皆様のご来店をお待ちしております。

 

ISHIDA表参道
電話番号 : 03-5785-3600
メール : omotesando@ishida-watch.com
お問合せフォームはこちら

 

記事:佐野

皆様、こんにちは。

ISHIDA表参道の菅沼でございます。

本日はGrand Seiko(グランドセイコー)の氷瀑をご紹介いたします!

 

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▼Grand Seiko(グランドセイコー)

Ref SBGH347
ケース素材 エバーブリリアントスチール
ケースサイズ 横37.00mm縦44.6mm厚さ13.3mm
防水性能 10気圧(日常生活用強化防水)
搭載ムーブメント 9S85 Instructions(自動巻き)
パワーリザーブ 約55時間

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▼Grand Seiko(グランドセイコー)

Ref SBGH349
ケース素材 ブライトチタン
ケースサイズ 横40.00mm縦46.6mm厚さ13.0mm
防水性能 10気圧(日常生活用強化防水)
搭載ムーブメント 9S85 Instructions(自動巻き)
パワーリザーブ 約55時間

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こちら共に文字盤がグランドセイコー機械式モデルの製造元である『グランドセイコースタジオ雫石』から望む

岩手山で厳冬期に見られる『氷瀑』をイメージして作られている時計となっております。

氷瀑とは滝から流れる水が氷点下でゆっくりと時間をかけて凍りついていく自然現象のことを言い

その幻想的な光景を、アイスブルーのダイヤルで表現しているそうです。

 

そして、こちらのデザインのモデルは

2024年10月11日に発売されたステンレスモデルと

2025年1月10日に発売されたチタンモデルがございます。

中のムーブメントは同じですが素材によって大きさが異なっております。

※ケース径:ステンレスモデル37mm、チタンモデル40mm

 

時計は同じデザインでもサイズによって印象が全然違いますので、

まだ見比べられていらっしゃらない方は

是非、一度当店にて見比べてみてくださいませ!!

お気に入りのサイズ感が見つかるかと思います…!

 

スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

ISHIDA表参道

ISHIDA表参道

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4-25-15 B1F

TEL:03-5785-3600

FAX:03-5785-3601

営業時間
平日 12:00~19:30
土日祝 11:00~19:00

<交通アクセス>
地下鉄「明治神宮前駅」5番出口より徒歩3分・「表参道駅」A2出口より徒歩3分・JR「原宿駅」より徒歩6分

» 店舗情報はこちら

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