ISHIDA表参道 スタッフブログ

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皆様こんにちは。

 

ISHIDA表参道の佐野でございます。

 

本日は「CASIOが生み出した“時代を先取りしすぎた腕時計」についてご紹介致します。

 

現在では心拍数の測定やGPSナビゲーション、データ管理など、さまざまな機能を備えたスマートウォッチが当たり前の存在となりました。
しかし実はこうした“腕時計型デジタルデバイス”の発想は、すでに1980〜90年代のカシオによって形にされていました。
当時のカシオは「腕時計でどこまでできるのか」という挑戦を続け、これまでにない発想のモデルを次々と発表しています。
今回は、そんなカシオの歴史の中でも特に印象的な、未来を先取りしたユニークな腕時計をいくつかご紹介いたします。

 

◾️ 腕時計に“電話帳”を入れるという発想

1984年 CD-40 / CD-401

 

1984年に登場したCD-40は、電話番号を本体に記録できる「データバンク機能」を搭載したモデルです。
内蔵メモリーには、12桁の数字と4文字の英字を組み合わせたデータを最大10件まで登録可能。
必要な情報をいつでも呼び出すことができ、電話帳を持ち歩く必要を減らす便利な機能として注目を集めました。
このモデルをきっかけに、「データバンク」という名称は多機能デジタルウォッチの代名詞として広く知られるようになります。

 

◾️ 心拍数を測定できるスポーツウォッチ

1987年 JP-100W

 

1987年には、トレーニングや健康管理をサポートする機能を備えたスポーツウォッチが登場します。
JP-100WにはLED光を利用して血流の変化を読み取る光電式脈拍検出方式が採用されており、センサー部分に指を触れるだけで脈拍数を測定することができました。
現在ではウェアラブルデバイスでおなじみの心拍測定ですが、そのアイデアはすでにこの時代の腕時計に取り入れられていました。

 

◾️ 声を電波で飛ばす腕時計

1987年 TM-100

 

同じ1987年にはさらにユニークなモデルが登場します。
TM-100はマイクとFMトランスミッターを内蔵し、腕時計に向かって話した声をラジオへ無線送信できるという斬新な機能を備えていました。
周波数を合わせたラジオを使えば、自分の声をスピーカーから再生することが可能。
ワイヤレス拡声器のように使ったり、ラジオカセットレコーダーで録音したりと、当時のガジェットらしい遊び心に満ちた一本です。

 

◾️ “音”で電話をかける腕時計

1987年 DBA-80 / DBA-800

 

同年に登場したDBA-80は、登録した電話番号をトーン信号に変換し、スピーカーから発信する「フォーンダイアラー機能」を搭載していました。
腕時計から流れる信号音を電話の受話器に聞かせることで、自動的に番号を入力する仕組みです。
携帯電話がまだ存在しない時代、電話番号を一つひとつ押す手間を省くこの機能は非常に実用的なアイデアとして注目を集めました。

 

◾️ 天候の変化を予測するセンサーウォッチ

1989年 BM-100W

 

アウトドア向けモデルとして登場したBM-100Wは、気圧センサーを搭載したセンサーウォッチです。
過去18時間の気圧変化をバーグラフで表示し、その変化から天候の傾向を読み取ることが可能。
また、そのデータをもとに高度や水深の目安を算出する機能も備えていました。
現在のアウトドアウォッチでは一般的なセンサー機能ですが、その先駆けとも言える存在です。

 

◾️ 宇宙の動きを表示する腕時計

1989年 CGW-50

 

1989年には、宇宙の動きを表示する「コスモフェイズ」機能を備えたモデルも登場しました。
太陽系の惑星やハレー彗星の軌道データを収録し、1901年から2200年までの惑星配置を表示することが可能。
ボタン操作で時間を進め、惑星の公転をアニメーションのように楽しむこともできます。
腕時計の中に宇宙のスケールを収めた、ロマンあふれる一本です。

 

◾️ タッチスクリーンを採用した腕時計

1991年 VDB-1000

 

1991年には、データバンクシリーズ初のタッチスクリーン操作を採用したモデルが登場。
画面に触れて操作するインターフェースを採用したことで、ボタンやりゅうずに頼らないミニマルなデザインを実現しました。
大型ドット液晶により、文字表示だけでなく世界地図などのグラフィック表示にも対応しています。

 

◾️テレビを操作できる腕時計

1993年 CMD-10

 

テレビやビデオを操作できる赤外線リモコン機能を備えたモデル。
電源のオン・オフやチャンネル変更、音量調整などを腕時計から操作でき、複数のリモコンを一本にまとめることが可能でした。

 

◾️ 触れずに温度を測る腕時計

1994年 TSR-100 / TSR-110

 

赤外線センサーを利用した非接触温度計測機能を搭載。
-20℃から200℃までの温度を測定でき、釣りの水面温度や路面温度、雪面温度など、
さまざまな用途に活用できるユニークな機能でした。

 

◾️ 世界初のGPS腕時計

1999年 PRT-1GPJ

 

1999年には、PRO TREKシリーズから世界初のGPS機能搭載腕時計が登場します。
GPS衛星から受信した位置情報をもとに現在地の緯度・経度を表示し、目的地までの方向や距離を案内するナビゲーション機能を搭載。
その革新性は高く評価され、2021年には国立科学博物館の「未来技術遺産」にも登録されています。

 

CASIOが描いていた“腕時計の未来”

 

こうして振り返ると、カシオは1980〜90年代の時点で
•情報管理
•健康管理
•通信機能
•センサー計測
•ナビゲーション
•タッチ操作
といった、現在のスマートウォッチにつながるさまざまな機能を、すでに腕時計という小さなデバイスの中で実現していました。
こうした独創的な商品開発の根底にあるのは、カシオの経営理念である「創造貢献」です。
これまでにない新しい価値を持つ製品を生み出し、人々の生活や社会に貢献していくという考え方は、今もブランドのものづくりに受け継がれています。

ISHIDA表参道では、そのDNAを色濃く受け継ぐG-SHOCKやMR-Gも取り扱っております。
カシオの独創的なものづくりの魅力を、ぜひ店頭でもご覧ください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

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記事:佐野

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