ISHIDA表参道 スタッフブログ

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1815とは

A.ランゲ&ゾーネの創業者フェルディナント・アドルフ・ランゲ生誕の年。

1845年にはドレスデン郊外の小さな町で時計工房を開設し

後にドイツ時計産業を成立に繋げ、貧困に苦しんでいた、この町を再建したのです。

 

 

アドルフ・ランゲ生誕年をコレクション名に冠した「1815」の特徴は

何といっても、この端正なアラビア数字とブルースティール針、

線路を模したレイルウェイデザインです。

そのどれもがアドルフ・ランゲが好んで採用していたデザインを

踏襲しているといわれております。

 

 

アラビア数字とレイルウェイ

 

 

計算し尽くされたアラビア数字のデザインは

極めてシンプルでありながら、どこか荘厳な雰囲気さえ感じさせます。

レイルウェイ形のミニッツトラックは当時、

鉄道開通によって懐中時計の重要性が増した時代、

ランゲが工房を創業した時代を物語るかのようにあしらわれております。

 

 

ブルースティール針

 

 

摂氏300℃までゆっくりと丁寧に加熱され青焼きされた針は、

なんとも言葉では表現しきれない絶妙なコーンフラワーブルーに染まっています。

これは、極薄の硬化膜マグネタイトが光の干渉効果によって、

深いブルーに見えているのです。

 

デザインスケッチ

 

 

プロダクトデザイナーのラインハルト・マイスが1995年3月2日に

描いた1815のデザインスケッチ。

実はムーブメントスケッチはほぼ残されていないそうです・・・

通常ムーブメント開発が先行し、そのあとにデザインが決定されていく流れを考えると

ブランド復興に際して、あえてデザインを重視していたのではないかと推測できます。

だからこそ、1815のデザインは拘り抜いた非の打ちどころのない、

究極の造形美ともいえるのではないでしょうか。

 

 

温められたベーシックモデル?

1994年のブランド再興の年、発表された4モデルは、

ランゲ1、トゥールビヨン〝プール・ル・メリット、サクソニア、アーケードです。

ここには、シンプル3針でラウンドのアラビア数字モデルが無かったのです。

あえて、差別化を図るため、ベーシックモデルを温めていたのではないでしょうか。

その1年後、満を持して1815が発表され、今ではランゲ&ゾーネを語る上では外せない

モデルとして存在感を放っています。

 

 

品番:235.026

ケース径:38.5mm

ケース素材:18Kホワイトゴールド

防水:3気圧

ムーブメント:手巻き L051.1

価格:2,794,000円(税込)

 

ISHIDA表参道店では

今回は1815の中でも最もシンプルな3針モデルをご紹介しましたが、

その他にパワーリザーブ表示のあるアップダウンや

複雑機構を搭載したアニュアルカレンダーモデルもご用意がございます。

こちらのブログでもご紹介していきますので、ご期待ください!

 

 

 

 

当店ご購入特別プラン

 

当店ではA.ランゲ&ゾーネご購入に際し、

お客様金利手数料無料の特別なプランをご用意しております。

お手持ちの時計の下取りも可能です。

詳しくはISHIDA表参道まで

下記、お電話かメールにてお気軽にどうぞ!

 

担当:鈴木一弘 小林信介

 

03-5785-3600

 

【お問い合せフォームはこちら】

 

【ご来店予約フォームはこちら】

A.ランゲの時計は手巻きが多いのですが、今回はあえての自動巻きに焦点をあててお勧めをピックアップ。
その1のお勧めではサイズが絶妙なサクソニア・アウトサイズデイト、並びにサクソニア・ムーンフェイズの2型をご紹介しました。

本日は生産終了モデルながら、A.ランゲらしい抜群の個性をもった2型をご紹介したいと思います。

先ずご紹介するのは「ランゲ1・デイマティック」

「ランゲ1に自動巻きってあるの!?」と、あまり存在をご存じない方もおられるのですが、あるんです。

 

通常のランゲ1(手巻き)と比べると、時計表示とアウトサイズデイトが左右反対に配置されるランゲ1・デイマティック。
時計表示が3時側にきますので時計が袖で若干隠れていても時刻が確認しやすいという長所があります。

 

また、通常のランゲ1では3時位置にパワーリザーブが表示されますが、デイマティックではポインター式の曜日表示に。
ビジネスにおける普段使いを前提とした、自動巻きならではの改良といっていいでしょう。

大きさ、直径はレギュラーのランゲ1と比べると、わずかに1mm大きく39.5mm、厚さは10.4mm。取り回しの良いサイズ感。

そしてやはり、この時計の大きな見どころがムーブメントにあるのです。

 

機械が美しい、といっても日中、目にするわけではないですよね。

しかし、「外して良し」の時計というものはまた、所有する大きな喜びを生み出してくれるものです。
所有したのちに、さらに満足度が増す時計。それがA.ランゲ&ゾーネという時計。

 

 

さて、次にご紹介するモデルは、「サクソニア・アニュアルカレンダー」
実に美しい対象のデザインバランス、各表示の見やすさが際立った1本です。

その名の通り、時計が作動し続けていれば表示するカレンダーすべて(月、日付、曜日)、年に一度、2月末の修正のみでOK。31日まである月と30日で終わる月、どちらも時計が判別して正確に表示してくれます。ちなみにお月様、月齢表示は貴方が生きて着用している限り、誤差が生じる事はありません。

K18WG(ホワイトゴールド)は着用するシーンを選ばず、美しい青焼きの針が確実な視認性をお約束します。
直径と厚さバランスは「黄金の」ケース径38.5㎜ 厚さ9.8㎜ !

そしてやはり、ムーブメントにも触れざるを得ません。


見どころは多いのですが、3/4スケールローターについて。当時の主任設計士、ヘルムート・ガイア氏は「美しいテンプとその周囲を隠さざるをえないのでセンターローターは使いたくない」との思いがあったと言います。既知のものではなく、ランゲならではの個性を生み出そうという当時の開発陣の強い意気込みを感じます。

実物の美しさ、これはぜひ店頭でお確かめいただきたいと思います。また、本日ご紹介の2モデルは、生産終了モデルで在庫限りとなりますのでご了承くださいませ。

 

※当店ではA.ランゲ&ゾーネご購入に際し、お客様金利手数料無料の特別なプランをご用意しております。

お手持ちの時計の下取りも可能です。

詳しくはISHIDA表参道まで、お問合せ下さい。
Tel 03-5785-3600

担当:鈴木一弘 小林信介

本日はA.ランゲ&ゾーネの自動巻きに焦点を当てたいと思います。

日本の機械式時計市場、じつは流通の95%以上が「自動巻き」の時計です。
やはりデイリーに使う事を考えるとユーザーにとってはそれは便利なわけです。

手巻き比率の多いランゲですが、近年、自動巻きが充実してきています。

今日はそんな日常使いに最適な自動巻き群をご紹介。
その2、では生産終了モデルもご紹介しますから、気になる時計はお早めに

当店までお問合せください。

本日はその1、まずは「サクソニア・アウトサイズデイト」から。

このモデルは2018年に発表されました。
ランゲのアイコン「アウトサイズデイト」を備え、大きさ厚さバランスは

黄金の(直径38.5mm×高さ9.6mm)と、非常に整ったプロポーションです。
このプロポーションが普段使いに本当にお勧め。

黄金の、と書きましたが、私は直径38.5mm×厚さ10mm前後を最適な

「黄金のバランス」

と日々、店内で申しており、あくまで私がそう感じているというだけの話です。

そもそも人によって腕回りが違いますからね。感じ方は人それぞれ。

なんと言っても重要なのは、お店で腕に載せてみることです。

戻ります。

サクソニア・アウトサイズデイトが日常使いに「最適な」理由2つ目。
それは、この時計が自動巻きであるから。
忙しいビジネスパーソンが朝、手巻きしないで良い。

プラチナ製分銅を付けた大きなボールベアリング式センターローターが、
日中、効率的にゼンマイを巻き上げます。一杯まで巻き上がったゼンマイは、
その後72時間にわたり、時計を動かしてくれるのです。

サクソニア・アウトサイズデイトのバリエーションは、
WG×黒文字盤、PG×黒文字盤と、シックなBlackダイアル仕様となります。

いかがでしょうか。サクソニア・アウトサイズデイト。
いきなり真打が登場した感がありますが、ランゲの自動巻き、

本日お勧めの2つ目に行きましょう。

お勧め2つ目。
サクソニア・ムーンフェイズ

ランゲ独自のアウトサイズデイトを12時位置に、そして高精度ムーンフェイズ表示を
6時位置にあるスモールセコンドの上半分に配置。まさに対象の美ですね。デザインの安定感。

この時計の良さは、ムーンフェイズが見る人に柔らかな印象を与えてくれる点。
せわしくなりがちなオンタイム、心にゆとりをもたらしてくれる、

そんな時計ではないでしょうか。
ムーンディスクのブルーにも、ランゲ独自の工夫が施されているんです。

バリエーションは、WG、PGにそれぞれ文字盤ブラックorシルバーのご用意があります。

大きさは直径40mm×厚さ9.8mm、と「黄金のバランス」を超えるサイズですが、
そこはそれ、なんとも着けごたえのあるサイズ感は絶妙です。
ぜひ店頭でご試着いただき、お確かめください。

本日は2型、自動巻きについてお勧めいたしました。
次回は生産終了モデルながら、今ならまだ!という希少モデルをご紹介したいと思います。

※当店ではA.ランゲ&ゾーネご購入に際し、お客様金利手数料無料の特別なプランをご用意しております。

お手持ちの時計の下取りも可能です。

詳しくはISHIDA表参道まで、お問合せ下さい。
Tel. 03-5785-3600

担当:鈴木一弘 小林信介

The new edition of the LANGE 1 TIME ZONE, presented in June 2020 and equipped with a new manufacture calibre L141.1

ランゲ 1・タイムゾーンがついにリニューアル。

2005年、ランゲ1をベースに第二時間帯表示付き時計としてデビューした「ランゲ1タイムゾーン」惜しまれつつ生産を終了していた従来型でしたが、今年、新たにデイ・ナイト表示サークル、サマータイムマーカーも装備して万を持しての再登場です。

従来型と比べ、大きさ厚さには変更なし。(厚みのみ0.1mm薄く)
また、デザインもほとんど変更がないあたり、初出からの完成度の高さが伺えます。

「最も重要な進化」とされるポイントは、時刻表示サークルの中央に組み込まれたデイ・ナイト表示。これによりホームタイム、ゾーンタイム共に、より直感的に昼夜の判別が可能になりました。また、ゾーンタイムではサマータイム採用の地域を選択すると赤いNoticeが入るという進化が。

 

選択した際にマーカーが赤くなる

都市はサマータイムを採用している地域

 

バリエーションは、ホワイトゴールドの文字盤が黒となり、現時点シルバーダイアルはPGにのみラインアップされます。タイムゾーンの黒文字盤。斬新ですね。

ピンクゴールド =シルバー文字盤
ホワイトゴールド=黒文字盤

 

 

新たに開発されたL141.1

ゾーンタイムの輪列が従来と変わらず3/4プレート上にあり

一目でタイムゾーン!と分かるムーブメント

お問い合わせはISHIDA表参道までどうぞ。
TEL:03-5785-3600

Mail:omotesando@ishida-watch.com

※K18YGは100本のブティック限定となります

 

 

黄金比とは

人類が最も美しいと感じる比率「黄金比」という用語の発祥をご存じでしょうか?

実は、ドイツの数学者であるマルティン・オームが1835年刊行の著書の中で

提唱し世に広まったといわれております。

 

 

非常に複雑な計算式のもとに構成された比率となりますが、簡単に言うと

人間が最も美しいと感じる比率は「1:1.618」であるということです。

 

 

発見は紀元前408年~355年頃、古代ギリシャ数学者エウドクソスといわれており

パルテノン神殿建設時に初めて黄金比が用いられたとされております。

意図的にこの比率を意識して創作された芸術品や建造物も数多くあり

一説によれば、惑星の軌道や人類の体もこの黄金比で構成されているともいわれております。

 

 

 

現代において

現代においてもAppleやGoogleのロゴが黄金比で構成されていること等が話題になりました。

 

 

Appleロゴをデザインしたロブ氏は当時コンピューターを使わず

手書きでデザインしていることから

シンプルさと美しさを求めた結果、自然と黄金比にたどり着いたそうです。

何だか、とてもロマンのあるお話ですよね!

 

 

黄金螺旋

黄金長方形にあるすべての正方形の列において、角を滑らかにつないでいくと、
渦巻き状の螺旋が描かれます。

 

これを「黄金螺旋」といいます。

これらの前提知識を踏まえた上で、こちらのランゲ1をご覧ください。

 

黄金螺旋のレイアウトと文字盤を合わせると、当てはまっているのが

お分かりいただけると思います。

まさに黄金比が、ランゲ&ゾーネのアイコン的存在である

ランゲ1デザインに合致しているのです。

 

 

アウトサイズデイト

さらにランゲ1にはアウトサイズデイトという、特徴的な日付表示が搭載されており
この縦横の比率も黄金比のバランスとなっております。

 

 

余談ですが、以前、私の子供が表参道店に来た時に、数ある時計の中でも

ランゲ1のデザインが良いと言っていた事がありました。

「ウチの子はこの黄金比を直感的に美しいと感じたのか?!」

と親バカ的な発想で思ってしまいました 笑

 

 

オフセンターの二等辺三角形

ランゲ1のデザインの素晴らしさは黄金比だけではないのです。

 

 

時分針とスモールセコンド、アウトサイズデイトの3つの中心点をつなげると

二等辺三角形が形成されており、この配置バランスも絶妙なのです。

これこそデザイン大国ドイツならではデザインの醍醐味と言えるでしょう。

 

 

ムーンフェイズ

今回ご紹介しているランゲ1 ムーンフェイズはデザインもさることながら、

月齢表示の機能にも非常にこだわっております。

月の背景である空の色で昼夜を表示するデイナイト機能も組み込まれているのです!

 

 

このデイナイト表示機能は、ムーンフェイズ表示が二重構造になっており、

天空ディスクが24時間で一周し、その上を月が動いていく仕組みです。

日中は星の無いスカイブルーを映し出し、夕方になるにつれて暗くなり、

夜には星が瞬く紺碧のブルーで夜空を演出します。

正確にムーンフェイズを合わせて作動させれば、

122.6年後まで修正が不要という高精度も魅力です。

 

 

 

 

ドイツで提唱された黄金比を纏った、計算し尽くされたドイツデザインの真骨頂

「ランゲ1 ムーンフェイズ」 いかがでしたでしょうか。

 

型番:LS1923AG  192.029

ケース径:38.5mm

ケース素材:18Kホワイトゴールド

防水:3気圧

ムーブメント:手巻き L121.3

価格:5,401,000円(税込)

 

 

臨時休業中のご案内

臨時休業中ですが、その他のブランドも

在庫お問い合わせ及びご注文は対応可能でございます。

ご希望モデルなどのお問い合わせ、ご来店希望などございましたら、

お電話か下記HPフォームよりメールにてお願い致します。

 

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※臨時休業中の為、お電話は12:00〜18:00の間でお承りしております。

 

 

事態が一日も早く収束して、皆様が安心してご来店いただける日に備えて、

万全の準備を整えてまいります。

 

昨年発表されたA.ランゲ初のSSモデルとなったオデュッセウスは大きな話題となりました。
そして今年・・ゴールド待ちだった方、朗報です!

オデュッセウスにホワイトゴールドケースが登場!

ラバー仕様と↑

レザー仕様↓

WGケースはラバーと革ベルトタイプで軽快に、そしてエレガントに。
文字盤はSSのブルーに対して、ホワイトゴールドケースではグレー、
ランゲのコーポレートカラーになり差別化が図られます。

大型の日付・曜日表示も下地がグレーになりシック&統一感があり視認性に優れます。

防水はSS同様の120m。

ばね棒を採用しないベルトの取り付け構造は耐久性も抜群。
SS発表時からテンプの両持ち、フリースプラング、高振動化と、
A.ランゲがこのモデルを日常使い、徹底的に実用を重視したことが伺えます。

ラバーベルト仕様は裏にも注目。

通気のためのスリットが入り形状も立体的に工夫されています。

新しいラグジュアリースポーツの誕生でさらに重厚なブランドへと成長したA.ランゲ&ゾーネ。

今年ますます目が離せません。

◆オデュッセウス WGケース

REF. 363.038

SAP REF. LSLS3633AA

品名:363.038 ODYSSEUS with leather strap

税込予価:¥4,807,000 (税別:¥4,370,000)

REF. 363.068

SAP REF. LSLS3633AD

品名:363.038 ODYSSEUS WG with rubber strap

税込予価:¥4,807,000 (税別:¥4,370,000)

ご予約はISHIDA表参道まで
03-5785-3600

※現在臨時休業期間のためお電話は12時~18時の間でお承りしております

—————————————–
【オデュッセウスのSSモデルについて】

ステンレススティールモデルは2020年度も引き続きリテール(直営ブティック)

のみでの取り扱いとなります(2020年4月現在)

現時点、当店では取り扱い致しかねますこと何卒ご了承お願い申し上げます。

記:鈴木

先月10月にブランド初となるSSレギュラー製品を発表して話題沸騰中のA.ランゲ&ゾーネ。

これまでの製品には貴金属のみを採用してきたランゲがSSを発表したことは大きなニュースでした。

ここで、何度かにわたりランゲのブランド入門的なおさらいをしたいと思います。

今回は3/4プレートについて。入門編ですので、ベテラン様はスル―してくださいね。

 

A.ランゲ&ゾーネの大きな特徴の一つ、3/4プレート。

それは、機械の表面のおよそ3/4を占めているこのプレートを指します。受板(うけいた)というパーツ。

受板とは時計の輪列を支える、輪列に対して蓋側の板のことです。反対にベースとなる板のことは地板(じいた)と言います。

写真は参考(サクソニア手巻き)

スイスの時計ではこの板は分割されることが多いのですが、ランゲはこの輪列を一枚の板で支えます。

動力となる主ゼンマイ(1番車)~2番車(時分針の軸になります)~3番車、そして4番車(秒針がつきます)これらすべての輪列を「せーの」で一枚で抑えますから大変です。だって、歯車の芯なんてコンマ何ミリの世界です。それこそ、各歯車は縦方向のあがきの調整も必要です。ですから、これらを一枚で抑えることは大変難しいのです。

しかし、そうすることで何が得られるのか。

輪列全てを一枚で抑える事によりまず剛性が増し安定性が向上します。内部の潤滑油にとっても理想的でしょう。より油が乾きにくくなる。

また、輪列に塵などが混入するリスクも減ると思われます。

A.ランゲでは1868年以降、 3/4 プレート を 採用します。A.ランゲさんが試行錯誤のうえ約25年以上かけてたどり着いた理想的な形状の受板なのです。写真は古いA.ランゲ銘の懐中時計。受板は3/4にまだたどり着いていない。

 

ランゲの時計は全てが2度組み立てられることもよく知られることです。が、言い換えてみますと、この3/4プレートのお陰で「一度で出来上がるわけがない」のも事実です。そう、一時組み立てで「既に」「何度も」組み上げられては分解され、また組み立てられて分解して・・を繰り返しているのです。ちなみに一時組み立ては作動確認とされています。この作動確認には精度の調整まで含まれます。作動チェック、精度チェックまで行われ、ここで改めて分解され仕上げが施されるのです。

 

本日のまとめ

「ランゲの時計は、2度以上、何度も組み立てられている。」

超、初級編にお付き合いいただき有難うございます。

 

ご紹介のモデルは「1815Up&Down」 当店の人気モデルです

Ref.LS2344AD 234.032

 

記:鈴木

 

 

 

オデュッセウス 速報まとめ

〇モデル概要

ケース、ブレスレットはステンレススティール
スタンダードモデルとなる

オデュッセウスはランゲコレクションの新しいプロダクトファミリーになる

デイデイト(リューズの上下に日、曜日送りのボタン)
ケース直径40.5ミリ、厚さ11.1ミリ

文字盤はダークブルー

インデクスはWG

120M防水
伝統のラグが引き継がれた
バックル部で微調整可能(7mm)

〇ムーブメント

新しいキャリバーはL155.1 DATOMATIC(日付&自動巻きの意)
パワリザ50時間
8振動
片巻き自動巻き(ローター外周にプラチナ分銅)
両持ちでフリスプ
受けは洋銀
シャトンは一つ
例外なく二度組み

 

※2020年3月31日まで、直営ブティックでの先行販売となります。
納期がお約束できる状況にないため、当店では現状、仮ご予約にてお承り致します。

※2020年4月現在、当店での受注条件等、詳細は未定です。ご予約はお承りいたしかねますのでご了承ください。

REF. 363.179

SAP REF. LSLS3635BA

品名:363.179 ODYSSEUS

記:鈴木

ISHIDA表参道よりお薦めするランゲの自動巻き「サクソニア・アニュアルカレンダー」

ランゲと言うと「手巻き」が圧倒的に多いのですが、そのA.ランゲ&ゾーネのあえての自動巻き。
美しいブルースティールの針により時刻表示が見やすいのは勿論、カレンダー、月・曜日・日付、そして月齢のすべての表示が視認性に優れています。

 

搭載されるムーブメントはかつてアウトサイズデイトのシンプルモデルや
ランゲマティック・パーペチュアルでもベースを担った名機、L085.1

現代の機械と比べるとパワーリザーブこそ46時間と若干短めですが、美しい
テンプ周りを隠さないよう配された3/4スケールローターとその丁寧な装飾は、
時代が生んだ傑作キャリバーの一つと言えるでしょう。

サクソニア・アニュアルカレンダー

品番:330.026E (LS3303AP)

ケース素材:K18WG

ケース径:38.5mm

ケース厚:9.8mm

—キャリバーL085.1

パーツ数:476

石数:43

完全巻上げ時のパワーリザーブ:46 時間

テンプ振動数:毎時21600回

秒針ゼロリセット機能つき

価格 ¥5,140,000_(税抜)

 

K18WG、惜しまれつつ生産終了、、 是非店頭でご覧ください。

記:鈴木

 

当店インスタグラムにて、ドイツに行っているスタッフより

現地情報をお届けしております。

https://www.instagram.com/ishidaomotesando/

普段はなかなか見ることの出来ない貴重な写真、情報をぜひご覧くださいませ。

表参道、原宿の賑わいから離れ、当店ではゆっくり時計をお選び頂けます。

皆様のご来店をお待ちしております。

 

記 伊藤

 

 

ISHIDA表参道

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