ISHIDA表参道 スタッフブログ

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皆様こんにちは。

 

 

ISHIDA表参道の佐野でございます。

 

 

本日は、オメガ を語る上で欠かすことのできない革新技術「コーアクシャル脱進機」についてご紹介いたします。

 

 

長年にわたり、機械式時計の脱進機には「スイスレバー式」が主流として採用されてきました。
その常識に一石を投じたのが、英国の独立時計師 ジョージ・ダニエルズです。

 

英国の独立時計師 ジョージ・ダニエルズ

 

彼が1974年に考案したコーアクシャル脱進機は従来とは異なる構造によって、精度と耐久性の向上を目指した画期的な機構でした。

そしてこの技術にいち早く着目し、1999年に量産化へと成功させたのがオメガです。
現在ではブランドの中核技術として、多くのモデルに採用されています。

 

■コーアクシャル脱進機とは

 

コーアクシャル脱進機とは、機械式時計においてエネルギーの流れを制御する重要なパーツである「脱進機」の一種です。
「コーアクシャル(Co-Axial)」とは“同一軸上にある”という意味を持ち、複数の脱進車が同じ軸に重なる構造を指します。
この設計により、動力伝達の効率を高めながら、摩擦を大幅に軽減することが可能となりました。

 

■コーアクシャル脱進機の仕組み

 

オメガのコーアクシャル機構は、「2枚の脱進車」と「3つのパレット」によって構成されています。
テンプの振動に対してエネルギーを直接伝える“ダイレクトインパルス”を採用している点が最大の特徴です。
従来のように滑らせることで動力を伝えるのではなく、“押し出す”動きによってエネルギーを伝達するため、摩擦が少なく、効率的な駆動を実現しています。

 

■スイスレバー脱進機との違い

比較すると、その違いは非常に明確です。

 

 

■なぜ今もスイスレバーは使われるのか

 

一方で、スイスレバー脱進機が現在も主流である理由もあります。
構造がシンプルで製造しやすく、長い歴史の中で信頼性が確立されていること。
さらに、多くの時計技師がこの機構を前提に技術を習得しているため、メンテナンス体制が整っている点も大きな要因です。
つまり、両者はそれぞれ異なる強みを持つ「完成された機構」と言えるでしょう。

 

■コーアクシャル脱進機がもたらすメリット

 

では、実際にどのようなメリットがあるのでしょうか。
まず大きいのは、摩擦の低減による部品の摩耗抑制です。
潤滑油への依存が少なくなることで、コンディションを長く維持することができます。
また、エネルギーを効率的に伝えることで、精度の安定性も向上。
長期間にわたって安定した時を刻み続けます。
さらに、メンテナンス周期を延ばしやすい点も実用面での魅力です。
日常使いにおいても、安心して長く付き合える機構と言えるでしょう。

 

■まとめ

 

コーアクシャル脱進機は、精度・耐久性・実用性を高いレベルで両立した革新的な機構です。
長く安心して使える機械式時計をお探しの方にとって、OMEGAは非常に魅力的な選択肢の一つです。
ぜひ店頭にて、その違いをご体感ください。

 

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記事:佐野

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