ISHIDA表参道 スタッフブログ

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皆様こんにちは。

ISHIDA表参道の佐野でございます。

本日はドイツの名門ブランド「グラスヒュッテ・オリジナル」をご紹介致します。

■ドイツ時計産業の聖地 グラスヒュッテの始まり

ドイツの時計メーカーは大きく分けて二つの地域に分かれて存在してきました。
一つはチェコに近いエルツ山脈にあるグラスヒュッテ。もう一つはスイスに近いシュバルツバルト地方です。

シュバルツバルトは黒い森という名称で知られる通り、一帯を木で覆われているため、自生する木材を使用したクロックの製造が盛んでした。
対して腕時計で成功を収めたのがグラスヒュッテです。

この地域の時計産業の興りは19世紀半ば、ドレスデンの時計職人であったアドルフ・ランゲがいわゆる失業対策としてグラスヒュッテに時計メーカーを作った所から始まります。
時計産業が興る前のグラスヒュッテは銀鉱山の採掘で有名な地域だった事もあり、職人も存在していたため精密な時計作りを実現する下地がありました。
この時に誕生した工房の一つがグラスヒュッテオリジナルのルーツとなっております。
程なくしてグラスヒュッテの時計は世界中で抜群の品質の名声を得るまでになりました。

 

■激動の歴史

二度の世界大戦はグラスヒュッテの街にも大きな影を落とし、1951年には経済体制の変化により、残存するすべてのメーカーが国営に一本化。
その結果、一大巨大企業として生まれ変わったVEBグラスヒュッター ウーレンベトリープ(GUB)が今日のグラスヒュッテ・オリジナルの基盤となっています。

また東西冷戦時代は、東ドイツ国家全体の時計の製造と供給を一手に担っており、その実績は今のグラスヒュッテオリジナルにも大きな影響を与えました。

1990年10月3日、東西ドイツ統一に際して民営化。
GUBが民営化した姿が今のグラスヒュッテオリジナルとなっており、この街の時計製造文化の本流とも言えるブランドです。

 

今回はそんなグラスヒュッテオリジナルの個人的にお勧めなモデルをご紹介します。
60年代のGUB時代のドレスウォッチをルーツに持つシックスティーズでございます。

 

■シックスティーズ(ガルバニックブルー)

【モデル名】1-39-52-06-02-04
【参照URL】https://ishida-watch.com/c/bestishida/gho-043

 

■シックスティーズ(ガルバニックシルバー)

【モデル名】1-39-52-01-02-04
【参照URL】https://ishida-watch.com/c/bestishida/gho-044

 

■シックスティーズ(ブラック)

当時のデザインを色濃く受け継いだ名作ドレスウォッチです。
ドーム型の文字盤にガルバニック加工の文字盤はとても美しく仕上げられております。

ぜひ店頭で実物をご覧くださいませ。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

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記事:佐野

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