A.ランゲの時計は手巻きが多いのですが、今回はあえての自動巻きに焦点をあててお勧めをピックアップ。
その1のお勧めではサイズが絶妙なサクソニア・アウトサイズデイト、並びにサクソニア・ムーンフェイズの2型をご紹介しました。
本日は生産終了モデルながら、A.ランゲらしい抜群の個性をもった2型をご紹介したいと思います。
先ずご紹介するのは「ランゲ1・デイマティック」
「ランゲ1に自動巻きってあるの!?」と、あまり存在をご存じない方もおられるのですが、あるんです。
通常のランゲ1(手巻き)と比べると、時計表示とアウトサイズデイトが左右反対に配置されるランゲ1・デイマティック。
時計表示が3時側にきますので時計が袖で若干隠れていても時刻が確認しやすいという長所があります。
また、通常のランゲ1では3時位置にパワーリザーブが表示されますが、デイマティックではポインター式の曜日表示に。
ビジネスにおける普段使いを前提とした、自動巻きならではの改良といっていいでしょう。
大きさ、直径はレギュラーのランゲ1と比べると、わずかに1mm大きく39.5mm、厚さは10.4mm。取り回しの良いサイズ感。
そしてやはり、この時計の大きな見どころがムーブメントにあるのです。
機械が美しい、といっても日中、目にするわけではないですよね。
しかし、「外して良し」の時計というものはまた、所有する大きな喜びを生み出してくれるものです。
所有したのちに、さらに満足度が増す時計。それがA.ランゲ&ゾーネという時計。
さて、次にご紹介するモデルは、「サクソニア・アニュアルカレンダー」
実に美しい対象のデザインバランス、各表示の見やすさが際立った1本です。
その名の通り、時計が作動し続けていれば表示するカレンダーすべて(月、日付、曜日)、年に一度、2月末の修正のみでOK。31日まである月と30日で終わる月、どちらも時計が判別して正確に表示してくれます。ちなみにお月様、月齢表示は貴方が生きて着用している限り、誤差が生じる事はありません。
K18WG(ホワイトゴールド)は着用するシーンを選ばず、美しい青焼きの針が確実な視認性をお約束します。
直径と厚さバランスは「黄金の」ケース径38.5㎜ 厚さ9.8㎜ !
そしてやはり、ムーブメントにも触れざるを得ません。
見どころは多いのですが、3/4スケールローターについて。当時の主任設計士、ヘルムート・ガイア氏は「美しいテンプとその周囲を隠さざるをえないのでセンターローターは使いたくない」との思いがあったと言います。既知のものではなく、ランゲならではの個性を生み出そうという当時の開発陣の強い意気込みを感じます。
実物の美しさ、これはぜひ店頭でお確かめいただきたいと思います。また、本日ご紹介の2モデルは、生産終了モデルで在庫限りとなりますのでご了承くださいませ。
※当店ではA.ランゲ&ゾーネご購入に際し、お客様金利手数料無料の特別なプランをご用意しております。
お手持ちの時計の下取りも可能です。
詳しくはISHIDA表参道まで、お問合せ下さい。
Tel 03-5785-3600
担当:鈴木一弘 小林信介
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- A. LANGE & SOHNE