こんにちは。
ISHIDA N43°の魚山です!
今回はオメガフェア中ということで、オメガについて書いてみます。
皆様はオメガについてどの様に思いますか?
正直、私は武骨なイメージが強かったです。(昔の話)
しかし、ISHIDA N43°での取り扱い開始にあたり、じっくり見てみると、今のオメガは洗練されたデザインということがわたりました。
確かに、数年前~十数年に比べて時計の価格が上がりました。
「昔はもっと安かった」などと言われるとこもしばしば…。
これから購入を検討されている方には価格というのは頭の痛い悩みです。
しかし、価格の高騰はオメガに限ったことではありません。
勿論、昔のものと比べ、ブレスレット部やムーブメント、その他細部に至るまで質も上がっております。
これからお話しする内容を加味すると、むしろ良心的に思える気がします。
それでは私が「!!」と思ったオメガのスゴイところを紹介します。
①そこ、セラミックで作っているの⁉
今や当たり前のように使われるようになったセラミック。
ケースにベゼルなどにセラミックというのは様々なブランドで取り入れられておりますね。
しかし、金属に比べ加工が難しく、高い製造コストや技術力を要する素材でもあります。
オメガのシーマスターの文字盤を見てみると、うっすらとシークレットサインの様に「ZrO2」の文字が。
ZrO2とは二酸化ジルコニアでこの素材はセラミックの材料です。
はい、文字盤もセラミックでできています。
金属では出せないセラミック独特な光沢、質感、色合いなど本当に綺麗です。
シーマスターの針は肉抜きされたような針になっています。通常、このようなロジウム針に光沢感の強い文字盤を使用すると視認性が悪くなります。
しかし、そこは流石オメガ!
夜光塗料が針の両サイドにも塗布されております。
これにより昼夜問わず瞬時に時間を把握しやすくなっております。
②シースルーバックなのに高耐磁
時計を外した時、裏から見えるムーブメントは最高に綺麗なものです。所有感を満たすひとつです。
ほとんどの場合、耐磁性に特化したモデルは裏蓋使用(中が見えない)が殆どでした。
それは、裏蓋を開くと軟鉄製のインナーケースが入ってるためです。
オメガのマスターコーアクシャルはシースルーでありながら1.5テスラ(15,000ガウス)以上の耐磁性能を実現。
年々、生活が便利になるにつれ、磁気を発する機器が増えております。またその磁気も強くなってきております。
もしかしたら、将来、耐磁性というのは必須になるかもしれませんね。
③マスタークロノメーター
スイス公認クロノメーター検定協会(COSC)では、垂直・水平などの5つの姿勢差かつ3つの温度下に置き、日差(日にどれくらい時刻がずれるか)が査定されます。日差-4秒~+6秒以内、2cm以下のムーブメントは-5秒~+8秒以内の基準をクリアした時計のみが合格という厳しい認定制度です。
上記はクロノメーター。オメガはマスタークロノメーター。
オメガのマスタークロノメーターにとって、クロノメーター認定は通過点。
COSC認定されたものを更に独自のテストを行い、クリアできたものに初めて「マスタークロノメーター」の刻印ができるのです。
COSCの他に下記の8つの試験を行っています。
1.磁気曝露中の運動の機能(携帯、MRI、誘導コンロ、自動ドアなどで影響を受けるか、機能するか)
2.磁気曝露中の完全な時計の機能(設定された磁性基準に準拠していることを確認後、時計全体のテスト)
3.磁化および消磁(1,500ガウスで磁化、6つの姿勢差で差異を出し、消磁後偏差を確認し許容範囲内かを確認)
4.クロノメトリーの精度(時計に影響を与えうる極端な磁気、6つの位置、2つ温度で時計をテスト)
5.6姿勢での精度の偏差(6つのうち2つの極端な数値の間の偏差を確立する)
6.等時性(100%巻上状態と33%の状態で6つの異なる位置でテスト)
7.パワーリザーブテスト
8.耐水性
機械式時計に日差はつきものと言います。
もちろん精度は使用環境・使用状況によっても大きく変わります。
オメガは日常生活において考えうる状況をテストし、可能な限り、悪影響を受けない・受けにくいように開発研究を行っております。
現在、オメガの名前は誰もが知る認知度になっています。しかし、オメガの技術開発面はあまり知られていません。
時計を選ぶ際、見た目だけでなく、機械やブランド歴史で選んでみるのも面白いかもしれません。
見た目が大事?
最初に書いたように今のオメガは見た目も仕上がっています。
オメガのフェアは15日まで開催中でございます。
今なら素敵なノベルティもございます!!