こんにちは。下田です。
久しぶりの投稿となりました。
今日は私の持っている「靴」の中でいちばん大事にしている
一足を「わたしのおすすめ」としてご紹介したいと思います。
JOHN LOBB CITYⅡ
ジョンロブ シティⅡ
どうしていちばん大事にしているかというと、
「高いから」です。。
JOHN LOBB(ジョンロブ)といえば、時計でいうならばPATEK PHILIPPEやROLEX並みに有名な靴メーカーですし、高級紳士靴の代名詞的なメーカーですので、少しでもご興味のある方ならどなたも聞いたことのあるメーカーだと思います。
私が購入したのは4~5年前で、「高級靴」というほどの靴を買ったのはこれが初めてなのですが、購入直後には「あぁ、なるほど、確かに高いだけある」と
実感しました。
当然、見た目の格好よさとジョンロブの名前に惹かれて買ったのですが、履いてみると価格に違わず、今まで経験したことのないホールド感というかフィット感で、「さすが」と言わざるを得ませんでした。
外見、履き心地とも極めて満足度が高いものですから、
毎日のように履きたいところですが、如何せんこれだけの
高級靴、雨の日や雪の日には履くことができません。
なぜか当時は一時的に懐に余裕があったので買えたわけですが、
もうしばらくこんな高級靴は買えない私は
「にわか雨が降るかも」という予報レベルの日でも履けません(泣)
アクアカーフという素材を採用した雨に強いジョンロブも存在するのですが、「雨の日用のジョンロブ」など尚更贅沢な話なので、雨の日や雪の時期は慣れ親しんだ合皮の靴を履いて仕事に行きます。
また、高級靴の日は、電車の中で踏まれたりしないように回りの方との距離を気にしたり、ドアの角や階段でつま先にキズをつけてしまわないように気を付けている自分がいます。
きっとこれを「分不相応」と言うのでしょうが、しかしこれを履いている日は、心無しかいつもより(若干ですが)姿勢が良くなっているような気がしますし、「足元を見られても恥ずかしくないぞ」という自信のようなものが湧いてきます。
腕時計と同じですね。
この他に、「ANTHONY CLEVERLEY(アンソニークレバリー)」という靴も持っているのですが、個人的にはジョンロブの方が革が柔らかく感じ、馴染んでいっている感触があるので、私としてはジョンロブの方が気に入っています。
ただ、こればかりは各メーカーがこだわって貫いている「ラスト」と呼ばれる木型が自分の足の形に合っているかどうかが履き心地を大きく左右するので、あくまで私の場合はという話です。
時計のセールスをする際に「すこしくらい背伸びをした選択はアリですよ」とお話することもありますが、靴もそうでした。
「高級靴が自分に何をもたらすのか」は私も買って履くという実体験を通してはじめて知ることができたので、ジョンロブに対する投資には非常に満足しています。
クルマは乗っているとき以外はガレージで待機状態ですし、また、スーツや服と違って、時計は毎日同じものを着けていても何ら問題のないアイテムですので、これが高級時計の大きな魅力のひとつなんだろうなと、今これを書きながら改めて思いました。
というわけで、今回は高級靴「JOHN LOBB」をわたしのおすすめとして紹介しましたが、趣意としては、「たまには分不相応と思える投資をして、そこではじめて味わうことのできる高級品の感触を知る」ということの意義についてというお話でした。