ヴァシュロンコンスタンタン
今や世界三大時計ブランドで世界最古の老舗ブランド。
雑誌などでも「雲上ブランド」として掲載されるなど、
時計好きの憧れのブランドです。
こんにちは! ISHIDA N43°の魚山です。
本日はヴァシュロンコンスタンタンの魅力をお伝えできればと思います。
ヴァシュロンコンスタンタン
その歴史は古く、260年以上前まで遡ります。
1755年9月17日、当時24歳だったジャン=マルク・ヴァシュロンが時計工房を開きます。
開業日、一人の見習いの時計職人を雇いました。
その際のヴァシュロンと見習い技師との実際の手書き契約書が今でも存在します。
当時の時計職人は「キャビノティエ」と呼ばれ、日当たりの良い屋根裏部屋で作業していました。
1760年、ジャン=マルク・アブラアムが生まれ、父と同じく時計職人を目指します。
1787年、ジャック・バルテルミが生まれ、後にその才能が開花し、
今のヴァシュロン コンスタンタンの礎を築く。
超複雑機構のコンプリケーションウォッチ作りが得意だったバルテルミは
その素晴らしい時計達を国内でのみ販売をしておりました。
1819年のある日、バルテルミは一人のキーパーソンと出会います。
それが現ヴァシュロンコンスタンタンのブランド名になっている
フランソワ・コンスタンタンです。
当時、コンスタンタンは世界中で宝石などを売る行商人で、企業運営にも長けていました。
また、人望が厚い人で彼を指名して彼から購入する人々も多かったそうです。
コンスタンタンとタッグを組んでからはスイスのみならず
世界中にヴァシュロン&コンスタンタンの名が知られるようになります。
写真はコンスタンタンが世界中を飛び回ったパスポート
あのお馴染みのブランドの象徴「マルタ十字」は1880年に商標登録がされたのです。
実は現代までで何回か十字の形状が変更されているんですよ!
あのマルタ十字のデザインの由来をご存知でしょうか?
実は当時の時計の内部部品からなのです!
1875年にはケ・ド・リルに新社屋を造り、1906年には初のブティックをオープン!
メゾンの歴史を象徴するケ・ド・リルの社屋
1843~1875年、メゾンのマニュファクチュールとして使われていた。
1906年、初のブティックが開業
モデル名にもなっている「ケ・ド・リル」はヴァシュロンコンスタンタンにとって
特別な思い入れがあるのです。
歴史について長々と語ってしまいましたが、この時計はご存知でしょうか?
「57260」
このモデルは57っの機構を備えた世界で最も複雑な時計です。
通常、このような特注時計はオーナー様名は勿論、機能やデザインなど
全てがトップシークレットとなっており、どこで調べても出てきません。
しかし、このモデルはオーナー様の許可のもと、発表されているので
こうして画像を見ることができるのです。
ということは、まだまだ知られていない特別な時計が存在するということですね!
長くなりましたが、こんなものでは語りきれない魅力があるヴァシュロンコンスタンタン。
実際に手に取って見てください。
https://ishida-watch.com/brand/post/?entry=vacheron-constantin