ISHIDA N43° スタッフブログ

ISHIDA N43° スタッフブログ

こんにちは!

ISHIDA N43°の魚山です!

 

今年の冬も厳しい寒さでしたね。

時折、暖かい日もありますが、まだ油断できないのが北海道です。

北海道民の皆様、これから北海道へ来られる方もお体ご自愛下さい。

 

さてさて、タイトルをみてピンときた方も多いのではないでしょうか。

そうです、黄金の不沈艦と称された名馬ゴールドシップに会いに行ってまいりました。(投稿までに期間が空いております。)

場所は北海道新冠町にある「ビッグレッドファーム」

 

さて、やってまいりました!

ゴールドシップはのんびりと平和に過ごしていました。

※諸事情によりゴールドシップの写真は掲載できませんので、外観の写真を。

 

現役引退を完全な状態で迎える馬は珍しいらしいですが、きっと、ゴールドシップは体調の自己管理ができていたのでしょう。

穏やかな表情で放牧されておりました。

 

 

さて、今回は「黄金の不沈艦」というワードに無理やりこじつけ、「金」の「旗艦機」で金無垢のフラグシップモデルについて書いてみます。

今回スポットを当てたモデルはBREGUET MARINE

 

ブレゲはその高精度さから、かつてのフランス王国海軍時計師の称号を与えられた歴史があります。

その高精度計器が現代に「マリーン」として受け継がれております。

このマリーン、ゴールドモデルには職人によって「波」が文字盤全体にエングレービングされています。

個人的にこの「波」というのが色々と想像させられるポイントだと思っています。

 

ブレゲは1775年、アブラアン-ルイ・ブレゲがフランス・パリにて創業します。

1775年と言う事はそう、フランス革命に巻き込まれることになります。

国全体が混乱に陥り、ブレゲ自身も一時、亡命を余儀なくされるのです。

このような現代の日本では考えられない様な時代の荒波を越えてきたブレゲだからこそ、この波のエングレービングには他にはない〝重み〟を感じます。

 

いやー、このエングレービングが、本当に綺麗なんですよ!

光を反射すると、まるで本物の海を見ているかのような錯覚を起こします。

煌びやかな輝き、文字盤カラーの発色の良さを可能としているのは、文字盤自体が金で作られているからなんです。

ちなみに、チタンモデルの文字盤は太陽光線を意味するサンレイ仕上げ。

通常、サンレイ仕上げは中心から外周に向けて広がるものが主流ですが、ブレゲのサンレイは中心部ではなくBREGUETの文字から広がっており、自然と「BREGUET」の文字へと視線が向きます。

 

ケースに目を向けると、懐中時計の名残「コインエッジ」があります。

ケースサイドがコインエッジになっていることにより、懐中時計をポケットから取り出した際に指が滑らないよう、また、指紋も目立ちにくくなりますね。

 

針に海洋信号旗が施されております。

3針モデルでは秒針に、クロノグラフモデルではクロノグラフ針にブレゲのイニシャルである「B(ブラボー)」を表す海洋信号旗があります。

 

ローターとバックルには舵をモチーフにしたデザインが取り入れられております。

 

マリーンは海のモデルではありますが、ダイバーズウォッチとはまた異なります。

潜る事を目的とした時計ではありません。

元々は、不安定な船上で高水準な精度をたたき出す事を目的とした高精度「マリンクロノメーター」に由来します。

現代においてはプールサイドや海辺、クルーザーの上で優雅に楽しむ様な使い方がイメージしやすいかもしれませんね。

 

今回の黄金の不沈艦にこじつけてマリーンの紹介をしましたが、いかがでしたか?

もし、少しでも良いと思っていただいた方は是非、一度お店にご来店ください。

実機をお手に取ってご覧いただけます。

 

それでは店頭で!

こんにちは!

ISHIDA N43°の魚山です!!

 

新たな「TYPE XX」、「TYPE 20」が発表されて久しいですが、札幌ISHIDA N43°にもサンプル入荷しております。

と、いうことで、ファーストインプレッション!個人的感想を勝手に書きたいと思います!!

あくまで実機を見比べた私の主観であり、詳しいスペックを語る場ではございませんので悪しからず。

 

そもそも「TYPE 20」と「TYPE XX」の違いって何だろうか…?

TYPE 20=軍用モデル

TYPE XX=民間モデル

「TYPE 20」も「TYPE XX」も読み方はタイプ トゥエンティ

ブレゲの航空時計です。

それでは双方のモデルの違いについて見ていきましょう!

 

 

デザインの違い

軍用モデルであるTYPE 20と民間モデルTYPE XXではデザイン面において大きな違いがあります。

普通、時計に限らずデザインが違うと別のモデルという認識になるかと思います。

ましてやそれが時計の顔でもある文字盤やケース形状が違うならなおのこと。

「ここが違うぞ!」というポイントをいくつか紹介します。

 

①リューズ

見るからに形が違いますね。TYPE XXは馴染み深い円柱型のリューズとなっており、

TYPE 20はというとダイアモンド型のリューズを採用。

双方、大型リューズという点は共通してますが、形が大きく異なります。

軍用モデルは分厚いパイロットグローブでもより確実な操作性を確保するための形状をしています。

写真左:TYPE XX、右:TYPE 20

 

②インダイヤル

TYPE XXが3つのインダイヤルを構えているのに対し、TYPE 20はツーカウンターとなっています。

昔はパイロットウォッチに飛行航続時間の関係上、12時間計は必要なかったようです。

文字盤がすっきり見えるので視認性は高いです。

ちなみに、TYPE XXは15分計、TYPE 20には30分計を装備。

測定数が異なるため、インダイヤルの運針の仕方も異なっております。

それぞれ約5分間を測定した時のインダイヤルの動きがこちら↓

同じ約5分間の計測で3時位置のインダイヤルの運針には大きな差ができます。

 

③ベゼル

TYPE XXには数字の刻印がありますがTYPE 20には12時位置のルミナスポイント以外に刻印はありません。

また、ベゼルサイドの形状にも違いがあります。

TYPR XXはエッジの利いた目の細かいベゼルとなっており、TYPE 20は丸みがありながら目の粗い仕様となっております。

何方もしっかりと指への吸いつきが良く、滑るようなことはないようですが、ややどっしりとしたベゼルのTYPE 20の方がグローブ着用時の操作は容易そうです。

 

④針の形状

針の形も明らかな違いがありますね。

針の形状が違うということは夜間の見え方にも大きな違いとなって現れます。

暗闇で撮影してみましたので見てみましょう。

夜光の面積の違いか、夜間の視認性ではややTYPE 20に軍配が上がる気がします。

 

 

共通ポイント

インダイヤルなどの違いはあるものの、双方、パイロットウォッチというだけあり、視認性に富んだ時計となっておりますが、

もちろん、それだけではございません。

 

共通ポイント①

両モデルともブレゲの特徴的であった“コインエッジ”がない!

ブレゲの時計では“例外”⁉となるコインエッジのないケースです。

コインエッジの変わりにヘアライン仕上げとなっております。

 

共通ポイント②

昔の木製飛行機の翼の断面を模した専用BOX!

NATOストラップが付いてくる!!

クイック交換システムの採用により、工具不要で付属のNATOストラップへの交換も可能です。

 

着用イメージ

ケース径はどちらも42mm径となっており、スポーツウォッチというジャンルにおいていえば大き過ぎず小さ過ぎずといったところ。

10気圧防水(100m)の防水性をあり安心感があります。

さすが航空クロノグラフ!どちらもフライバック機構を搭載。瞬時に再計測を行えます。

程よい大きさで存在感・視認性共に良い!

時計の名門ブランド「Breguet」のパイロットウォッチ、いかがですか?

今なら札幌 ISHIDA N43°で実機の展示を行っております。

実際にお手に取ってブレゲ NEW TYPE を体感してみてください!

 

ではでは👋

こんにちは!

ISHIDA N43°の魚山です。

今年2月18日は『Breguet Prestige Gallery 2023』の開催で東京に旅行出張でした。

訳あって本日ブログを更新しております!

 

場所は「アンダーズ東京」

港区虎ノ門の超高層ビル群の中にございました。

 

地下鉄を降り、地上に上がると大きなビルが多いこと!

目に入るもの全てが超高層ビル。

気温も心地よく到着時の東京は8℃と春の心地です!

(2月の離陸時の新千歳空港の気温は約3~4℃)

 

オシャレなエスカレーターを昇りビルへと向かう。

 

上に上がると、これまたオシャレなカフェがある中庭の様な造りになっている。

綺麗なガラス張りで札幌とは全く異なる光景が広がってます。

 

目的のビルに到着し、会場となる51階へと昇る。

ここ「アンダーズ東京」はオススメ夜景スポットにも紹介されるところなのです!

虎ノ門ヒルズを真上から見渡せ、昼間でも素敵な景色を堪能できます。

さて、本題のBreguetイベント会場となる51階に到着しました。

アンダーズ東京のスタッフに案内して頂き、Breguetイベントホールへ。

 

さあさあ、やってまいりました!

明るく広い空間に憧れの「Breguet」の文字が目に入る。

入口すぐのショーケースには超複雑機構に数えられるトゥールビヨンが並ぶ。

もちろん、クラシック、マリーンも多数展示。

ここまで多数ブレゲを見られる機会はめったにありません。

これにはスタッフでも大興奮してしまいます。

ブレゲの方々から直接ブレゲの魅力を聞くことができる素敵なイベントでした。

 

目当ての時計を見つけたら

お好きなドリンクを飲みながら開放的な商談スペースで心ゆくまでブレゲを堪能できます。

実はここの商談スペースからは東京タワーを上から見ることができ、遠くにはレインボーブリッジも見ることができるのです。

はい、夕方以降の時間帯にはこんなに綺麗な夜景も楽しめます。

時計選びを楽しんだ後は美味しいランチorディナー。

まさに五感で楽しんでいただける内容となっておりました。

 

ご来場いただいた方々にとってもいい思い出になったのではないでしょうか。

長く愛用する時計だからこそ、購入時の思い出を大切にされる方も多いはず。

ISHIDAでは店舗またはグループとして年に数回、楽しんでいただける催しを開催しております。

 

今回、ご来場いただきました方々、誠に有難うございました。

こんにちは!

N43°の魚山です。

 

クラシカルな時計を紹介をしたいと思います。

今のブームはラグスポ。

車も時計もラグスポラグスポ。

今の時代、クラシックな時計はダメなの❓

そんなことはありません❕

今回は綺麗繊細なデザイン、貫禄満点なクラシックの魅力を伝えたいと思います。

 

日本でクラシックな時計が映えるシーンといえばスーツ着用時が多いのではないでしょうか。

今回は初めての時計にも相応しい時計から気品漂う憧れの時計まで

ビジネスシーンで活かしたい時計たちを4ブランドご紹介します❕

 

 

1.IWC ポートフィノ

IWC控えめシンプルなデザインでスーツにピッタリな時計。

過度な主張もないので、初めての時計を探している方にも扱いやすいです。

カラーバリエーションも多く、シンプルなデザインながら、色で個性を出すことも可能。

腕なじみが良く、使いやすいミラネーゼブレスレット仕様もオススメ。

https://ishida-watch.com/item/?products=IWCiw356501

 

2.オメガ デヴィル

言わずと知れた高い認知度を持つオメガ。

昔から良い時計のイメージを持つ方も多いはず。

落ち着きのあるデザインでサラッと纏う高級感、しかし玄人受けも悪くない。

レザーモデルとブレスレットモデルがあり、価格差もあまり大きくなく良心的です。

https://ishida-watch.com/item/?products=OMG43413402002001

ISHIDA N43°(札幌)、ISHIDA新宿、ISHIDA表参道では ~2/28(火)の間、キャンペーン中!

嬉しい特典をご用意してお待ちしております。※詳しくはスタッフまでお尋ねください。

 

4.ブランパン ヴィルレ

一言に「ヴィルレ」と言っても千差万別。

サイズやデザイン、機構に至るまで様々なモデルが存在するヴィルレシリーズ。

しかしデザイン面では全ヴィルレに共通した部分もあり、

それがブランパンらしさとして出ています。

自分に合った機能を選ぶ楽しみも大きいはず。

https://ishida-watch.com/item/?products=BPN6654112755b

 

5.ブレゲ クラシック

極めてシンプルな2針モデルから多針の超複雑モデルまで存在するクラシックシリーズ。

ブレゲを語るうえでは欠かせないモデルであり、針や文字盤など、構成するパーツ単体で見ても美しいです。

ステンレスモデルが存在しないため、価格帯は高くなりますが見た目の高級感、重厚感は魅力の一つです。

また、針、数字に対し「ブレゲ針」や「ブレゲ数字」など、形状やフォントにブランド名が入るのはブレゲだけ!

https://ishida-watch.com/item/?products=BRG7147br129wu

ISHIDA N43°(札幌)、ISHIDA新宿では1/21(土)~2/19(日)の間、「The Breguet」と題しブレゲフェアを開催中!

ご購入を後押しする嬉しい特典をご用意しております。※詳しくはスタッフまでお尋ねください。

 

 

ビジネスシーンでさり気なく主張してくれ、気品溢れるデザインはクラシックの魅力です。

存在感のあるスポーツウォッチは憧れますが、原点回帰としてクラシックウォッチもご検討してはいかがでしょうか。

今回も札幌 ISHIDA N43° にて取扱うブランドを4点紹介させていただきましたが、

弊社系列店舗で取扱いのあるモデルのお取寄せも可能でございます。

お気軽にご相談くださいませ。

 

お問い合わせはこちらから。

ご来店の予約はこちらから。

こんにちは!

ISHIDA N43°魚山です!

 

今年も残すところ1ヶ月。

雪も降り始め、所によってはすでに積雪となる所もあるようです。

寒さ厳しい時期ですので、どうかご自愛なさってお過ごしください。

 

さて、今日は札幌 ISHIDA N43° で展開するブランドの中で、

そのブランドの顔となるアイコニックなモデルを紹介します。

もちろん、各ブランドにはそれぞれ代表作となる時計が存在します。

今回はそんなブランドを象徴するモデルとなった理由と、多くの人に選ばれる理由を

考えてみましたので書き込んでみたいと思います。

商品の品番をクリックすると商品詳細が見れますのでご活用ください。

 

 

パネライ

パネライの時計は非常に独特な造りをしていますね。

大きく分けてリューズガードが目を引く「ルミノール」と「ラジオミール」が存在します。

元々、海軍特殊部隊用の軍用時計だったことから、その名残が随所に残っています。

サンドイッチ文字盤といわれる二重構造で構成される文字盤が魅力度を上げてくれ、

パネライファンからも好評の造りとなります。

ここは軍用時計の名残の一つで、現代においてもアイコニックな特徴となっています。

また、一時期は一般販売がされておらず、軍事機密の一つとなっていたという事も魅力の一つですね。

 

今回、パネライ定番モデルとしてご紹介したいのは

【品番】PAM01312

¥1,091,200-.(税込)

 

 

ブライトリング

航空時計の金字塔でプロスペックなブランド。

空のナビタイマーに陸のクロノマット、海のモデルとしてスーパーオーシャンも有名です。

現代においても航空関係にお勤めの方にもファンが多いそうです。

昔から基本的なデザインは変わらず進化を続きて来たナビタイマーですが仕様が一新。

Bロゴからパイロット協会(AOPA)ロゴに変わった点もファンにとっては魅力です。

 

ブライトリング定番モデルとしてご紹介したいのは

【品番】AB0138211B1A1

¥1,122,000-.(税込)

 

 

オメガ

月へ行った時計“ムーンウォッチ”として有名なスピードマスター プロフェッショナル。

艶消しブラックの文字盤に艶消しホワイトの針というコントラストの高い色合いで視認性が抜群。

手巻き時計なのは宇宙空間では自動巻きの意味をなさない為。

無駄な機構は備えない“Professional”はまさに極限環境でも信頼できる証。

 

オメガ定番モデルとしてご紹介したいのは

【品番】310.30.42.50.01.001

¥880,000-.(税込)

 

 

IWC

『大型でも高精度な時計を』というオーダーから歴史が始まったポルトギーゼ。

IWCの花形となった今でもその特徴を継承しております。

スペックサイズより大きく見せるデザイン、レールウェイ、細く長いリーフ針と美しいの一言。

クロノグラフでありながら優雅なデザインでオン・オフ問わずにお使いいただけます。

 

IWC定番モデルとしてご紹介したいのは

【品番】IW371605 

¥1,017,500-.(税込)

 

 

ブレゲ

ラグスポの「マリーン」はブレゲならではの優雅なデザインと洗練された作りこみ。

雲上ブランドの一つに数えられ、時計ファンからの支持も絶大な老舗ブランド。

“ブレゲ”の名がつくデザインが随所にちりばめられており、「ブレゲ針」や「ブレゲ数字」は有名です。

サイドから見るコインエッジや丁寧に彫刻された文字盤はまさに芸術品。

どの角度から見てもブレゲとわかる作りこみとなっております。

 

ブレゲ定番モデルとしてご紹介したいのは

【品番】5517BB/Y2/5ZU

¥3,927,000-.(税込)

 

 

ウブロ

独特な大きく立体型の多重構造にビス止めされた肉厚なベゼルにより目を引くデザイン性。

海外セレブ御用達ブランドとして海外人気が大きかったが、日本においてもスポーツ選手や芸能人の着用が目立ち、

その人気は拡大した。

遠くから見てもウブロと認識できるほど独特なデザインとなっていますので、

見た目のインパクト、存在感(着けている感)が欲しい方にはオススメです。

 

ウブロ定番モデルとしてご紹介したいのは

【品番】301.SB.131.RX

¥1,793,000-.(税込)

 

 

長くなりすぎるので今回はここまでにします。

ISHIDA N43°では上記以外のブランドも取り扱っております。

今回ご紹介できなかったブランドは次回ご紹介したいと思います。

何か気になる点などございましたら、こちらからお気軽にご一報ください。

 

こんにちは!

ISHIDA N43°の魚山です!!

先日、ブレゲの様々な事を勉強させていただき、ブレゲの拘りや歴史などを知ることができました。

新発見・再認識できたことを私なりに書いてみます。

その中で今回はブレゲ マリーンに焦点を絞ってご紹介いたします。

 

昔々、まだ現代の様な高度な技術(GPSや正確な地図、コンパス)が無かった時代、船の現在地を正確に把握するには大変、難しい事でした。現在地が分からなかったり、把握ミスをしてしまうと、今後の航路も大きくずれてしまいます。

結果、慣れた船乗りでも一つのミスで大事故に遭うことも多々ありました。

 

「経度と緯度が分かれば現在地が分かる」

幾何学者、天文学者、船乗り、時計師を中心として発足した経度委員会はそのように考えました。

しかし、それを知るには高精度の時計が必要です。

なぜなら、たった1分の誤差でも約28キロも差異が出てしまうのですから…。

 

船上でも高精度を出せる計器「マリンクロノメーター」を作製。

マリンクロノメーターで経度を計り、六分儀で緯度を計る。

高度な計器マリンクロノメーターの登場で海難事故を大幅に防ぐことに成功。

 

1815年、ブレゲはフランス王国海軍専任のマリンクロノメーター製作者として「Horloger De La Marine」の称号を受けました。

そのマリンクロノメーターこそが現在のマリーンの原点なのです。

 

さて、ここからは現代のマリーンの話になります。

高精度なスポーツウォッチというだけではなく、文字盤には18Kを使用するなど見た目も高級感が出ていて

まさにブレゲを代表するラグスポ。

また、このモデルにはケース素材にチタンモデル、18KWG、18KRGとあり、ブレスレット部もラバー、レザー、ブレスとバリエーション豊かに展開されております。

18Kモデルにのみ波をイメージしたギョーシェ彫が施されており、マリーンらしさが感じられます。

チタンモデルはサンバースト仕上げ。

3代目マリーンの特長

センターラグと特殊なビス形状。

クラシックモデルと同様、コインエッジ(フルート装飾)とブレゲのデザイン。

ブレスレットは1コマ単位で分解が可能で、洗浄や磨きが細部まで可能。

船の舵をイメージした自動巻きローターを装備。

秒針には海洋信号旗の「B」からデザイン。

 

やはり時計は実物を見ないと分からないことが多いと思います。

今回はブレゲ マリーンについて個別で書いてみました。

次回はクラシック編を書いてみようと思います。

 

このブログを見て少しでも気になった方は是非、ご来店ください。

実際に試着し、気になる質問などはスタッフにお尋ねください。

当店、ISHIDA N43°ではインスタグラムも投稿しております。

弊社ホームページからSNSの欄よりご覧くださいませ。

こんにちは!

ISHIDA N43°の魚山です!

 

本日はブレゲの「いいね」を紹介していきたいと思います。

突然ですが、このモデルをご存知でしょうか?

ブレゲ トラディション

型番:G7097BBG19WU

価格:¥3,993,000-.(税込)

 

何と言っても、この特徴的なフェイスが印象に残りますね。

ではこのデザインはどこから?何のために?

 

実はこのデザイン、アブラアン-ルイ・ブレゲによって発案された「スースクリプションウォッチ」に着想を得て作られました。

スースクリプションウォッチとは時計が貴族や王族、大富豪しか所持できなかった時代、広告に掲載し代金の1/4を支払い、納品時に残金をお支払する方法で、簡素な時計にすることで富豪以外の方も購入しやすくすることです。

その時のデザインが現代に蘇ったモデルとなっております。

もちろん、現代のトラディションは決して簡素な時計ではございません。

むしろブレゲの技術力が詰まった傑作と化しております。

 

トラディションの「いいね」その1

パラシュート機構

ブレゲが発明した機構でテンプを守る耐衝撃装置。インカブロックの元祖となっております。

トラディションの「いいね」その2

ローターの形状

1780年、ペルペチュアルと命名された機構で、現代の自動巻きの原型となった懐中時計に使用された錨型の振り子のデザインを採用。

現代によく見る半円型とは違い、裏から見える特徴的な形のローターからもブレゲの歴史を感じる事ができます。

トラディションの「いいね」その3

あえての仕上げ法

正面と裏側、どちらから見ても独特な特徴を持つトラディション。

その大部分を占めるムーブメントの地板部分。

よく見る時計はペルラージュやコート・ド・ジュネーブを施し、美しくみせる。しかしトラディションはザラついた見た目の仕上げに。

ブレゲは当時の最新技術であったサンドブラスト仕上げを採用し、それが現代のトラディションにも採用されているのです。

トラディションの「いいね」その4

文字盤のネジ

文字盤にネジが見える。一見、ない方が美しいと思われがちなこのネジ。

この古典的とも言えるネジ留めも、当時のスースクリプションウォッチの名残をデザインとして採用。(トラディション7597、7067、7077、7047)

 

Tradition=伝統。

その名の通り、当時の技術とデザインを現代に反映させたデザインとなっており、その全てに意味があり、名残がある。

そんなブレゲのクラシック時計を是非、ご覧ください。

記:魚山

 

 

 

こんにちは。

新ISHIDA N43°の魚山です!

新ISHIDA N43°??

そうなんです。

この度、ISHIDA N43°では2階フロアを改装しておりまして、新たにオメガ、ブランパン、ブレゲが追加されオープン致しました!

改装工事中にご来店いただいた方々には落ち着いた空間をご提供できず、申し訳ございませんでした。

また是非、ご来店されてみてください。きっと、さらに時計選びが楽しくなっていると思います。

 

さて、時計の購入を検討する際に何を気にされますか?

もちろん、様々な考えがあるのは事実ですので、

今回も私の私見で書いてみました。あくまでも私見です。考え方は人それぞれ。

多少、大げさに書いておりますので悪しからず。少しでも共感頂ければ幸いです。

 

 

緊急事態宣言からまん延防止。未だ終息が見えないこの時期、お金を使う事に慎重になりがちです。

「今は無駄使いできない」「時計を欲しいけど今は…」など。

ご来店いただいた方からもお聞きすることがあります。

もちろん、無理をして必要以上の高価な物を見栄だけで買うのは良くないかもしれない。

しかし、適度な時計(一般には高級時計に分けられるが)であれば逆の考え方ができるかもしれない。

 

よく、時計と車は比較される。実際に接客時は「腕にクラウンを乗せているようだ」や「車が買える金額だ」と言われる。

まさにそうだ。金額だけをみれば。

しかし決定的な違いがある。それは一般的に車は「実用品」で高級時計は「貴金属」という点。

 

また、時計は「資産」として考えることができる。

「時計は価値が0になりませんよ!」なんて言葉をどこかで聞いたことがある。

どういう事だろう?

考えの一つとして、車と比較してみます。

大げさに大雑把に書いてみます。

極端な話、車は乗れば乗るほど(走行距離が増えるほど)価値が下がっていく。

時計は着用回数による価値の低下はありません。

傷や破損、モデルチェンジによる変化は時計も車も同じこと。

 

有事の場合

時計はとりあえず腕にはめて移動が可能。

例えば何かしらの災害に遭った時、時計は腕にはめたり避難バッグに入れておけば失わずに済む。

車は災害時には使えない。止めておいても水没や故障リスクが高い。

 

日本に居れなくなった場合

日本に住めなくなる可能性は低いと思いますが、例えば、海外ではたまに聞く内戦の様な自体、首都が機能しなくなるほどの大規模デモ、ハイパーインフレなど。

そのような事態では日本円の価値はなくなってしまいます。つまり最悪、貯金は意味が無くなってしまう。

内戦や首都が機能しなくなるような状況が続くと海外投資家は日本の金融市場から手を引くでしょう。すると株価の急落、為替の大幅下落などが起こる。大げさな話、1ドル=百数円から1ドル=数万円とかになってしまってからでは何もできなくなります。

では、日本からの避難が必要な際、フェリーを手配して車を搬送するのか。恐らくできない。手配するお金に価値がないから。

時計は着用しておけば手が塞がることも、荷物になる事もなく比較的足軽に移動ができる。

まあ、上記のような事態に陥ればそれどころの騒ぎではなくなりますが…。

ただ、価値が安定しているので海外で換金も可能だったり。

有事の際、本当に価値があるのは円ではなく金などの貴金属だったりします。時計も貴金属に属し、ある程度は世界的に価値は同じです。

 

 

「この時計はリセールは高いですか?」

よく聞かれるワードです。いざというときに損はしたくないという気持ちは人間誰でもありますが、だいたいの場合、そのとき聞かれるリセールというのはあくまでも「今」の話。来年再来年ではなく「今の価格」。

買うときに気にされるほどのことではないようにも思えますね。

飽きたときに売るリセールではなく、有事の際に資産としてどれほど通用するのかを考えた方が賢明に思います。

 

時計を検討される方は様々な目的があるかと思います。

仕事へのやる気向上、ステータス性、自信を付けたい、個性を出したい、なにより普段使いもできるなどの「自己投資」として、

決して見栄だけでブランドの高級時計を買うのではなく、「価値を残しやすい」という点で高級時計を検討されてみてはいかがでしょうか?