ISHIDA N43° スタッフブログ

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こんにちは!

ISHIDA N43°の魚山です!

 

勇気を出して入りづらいお店に入り、思い切って高価な時計を購入したのに

店員さんに「間違えたら故障する可能性があります!」なんて脅しを受けたことはないでしょうか。

主に日付操作の際に説明されることが多いのですが、その場では理解できたと思っても

いざ操作が必要になると不安になったり、「本当に自分の使い方は正しいのだろうか…」

なんて思ったことがある方も多いと思います。

 

ということで今回は日付合わせの際の注意点について書いてみました。

 

そもそも、なぜ日付合わせに注意が必要なの??

デイト時計(日付表示機能の付いた時計)は時計が指す夜の12時あたりで日付が変わるかと思います。

変わり方は12時ちょうどにカチャッと変わるものや12時に近づくにつれ徐々に変わっていくものもあります。

いずれにせよ、この時、見えない時計内部では「カレンダーディスクを変えなきゃっ!」と歯車が噛み合うタイミングに入るのです。

その時間はだいたい20時~4時にかけて。

つまり、日付が変わる前と後の各4時間は注意が必要です。

 

上の写真のように時針が禁止時間帯にある場合は早送りはダメです!

噛み合っている歯車を外部(リューズ操作)で動かしてしまうと歯車の破損に繋がったりします。

そうなると「日付が変わらない」や「変な時間に日付が変わった」などが不具合が起こる可能性があります。

 

ではどうすればいいの??

止まってしまっている時計、もしくは間違った時間を指している時計はそもそも午前と午後どちらを指しているのかわからない場合がありますね。

ですので、まずは時分針の変更を行います。(時針を安全な時間帯まで送ってあげます)

「8時から4時の間が禁止時間の可能性がある」という事は6時辺りであれば問題ないということですね!

ですので下の写真のように安全な時間帯まで針(時針)を送ってからリューズで日付を調整すれば良いのです。

昼の12時に日付が変わってしまう…

故障かな?と思うこともありますが、一旦冷静に、改めて時刻を合わせ直してみてください。

意外と12時間間違えて合わせてしまっている方が多いです。

前日の日付までカレンダーを早送りし、残りを針送りで合わせてあげればズレることなく合わせられます。

 

 

稀に「日付の早送り禁止時間はありません」という機械もありますが、

あれは無理な力が加わった際に力を逃がす仕様になった部品が組み込まれております。

しかし、推奨しているわけではございませんので必要以上に動かすことはお勧めしません。

ただ、例外もございます。

主にGMTモデルなどに多いのですが、早送りの際に時針が単独で動き日付を変更するものは問題ございません。

 

 

『壊れます』なんて聞くと数十万円、数百万円する時計を初めて購入する方にとっては恐怖に感じるワードですよね。

もちろん店員さんは脅したいわけではございません。

しかし、専門用語が多い時計の世界。

少しでもご不明点などございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

こんにちは!

ISHIDA N43°の魚山です!!

 

暑いなか、いかがお過ごしでしょうか?

札幌市中央区、大通公園沿いにISHIDA N43°はございますので、

時計好きな方も、時計を知りたいと思っている方もお気軽にお立ち寄りください。

冷たいお飲み物でも飲みながら時計を見つつ、ご休憩されていってください。

 

 

さてさて、今年のISHIDA N43°も楽しいイベントが盛りだくさん!

ネットではHITしないようなブランド裏話やシリーズ誕生の逸話など

時計ファンであれば楽しめること間違いなしのイベントを開催しております!

気になる方は弊社ホームページから「イベント・フェア」をチェック✔

また、Instagram、Xの投稿も日々更新中!

こちらもぜひ見てください!

 

さて、ISHIDA N43°では2025年8月1日から8月31日の1ヶ月間、

ULYSSE NARDIN Summer Fair』を開催しております。

そんな、今もっとも熱いULYSSE NARDINですが、フェア開始早々、体験型イベントを開催いたしました!

機械式時計のムーブメントの分解と組み立てを体験しよう!というものです。

聞けばULYSSE NARDINでも日本初のイベントのようです。

国内初が札幌で開催できるなんて感激です!!

 

今回使うのはULYSSE NARDINの主力で現行ムーブメント『Cal,UN-118』自動巻きムーブメント!

まさかの本格機にビックリ!!

このムーブメントは現行の『マリーン』や『ダイバー』に搭載されるULYSSE NARDIN自社製ムーブメント。

このムーブメント、貴重なシリシウム(ダイヤモンシル)パーツが使用されているものです!

メーカー技術者の田澤氏は「シリコンパーツでも恐れずにトライしてください!最悪、パーツを破損させても問題ありませんので!」

さすが、シリコンパーツのパイオニアブランドだ。

田澤氏のその言葉に少しだけ緊張がほどける。

 

とはいえ本格な自動巻きムーブメント。

果たして、無事に分解・組み立てはできるのでしょうか⁉

通称「NEXT」ことメーカー技術者の田澤氏によるマニアックかつ詳しい説明を織り交ぜながら、正しい手順で進めていく。

(とてもおしゃべりな技術者なので話が脱線する事もしばしば…。とはいえ、その脱線話がまた面白い!)

精密カメラとモニターを使用した田澤氏による実演・解説

 

 

自動巻き機構の取り外しの様子

 

輪列を順番に外し始める

 

実際に触ってみると改めて機械式時計の緻密なパーツに驚きます。

皆、慣れない精密な工具と緻密なムーブメントに苦戦しつつもその表情は技師そのもの。

 

さて、ここからはさらに難易度が高くなる組み立て作業のスタート!

モニターではわかりずらいところは田澤氏の手厚いサポートが。

 

難しい箇所はサポート、それでも厳しいところは代わってくれ、少しずつ組み上げていく。

田澤氏曰く「テンプがしっかり入るとテンワが動き出す。そこが組み立てていて気持ちのいいポイントだから」と

達成感の味わえるところは自力でできるよう丁寧に教えてくれます。

 

田澤氏の技術力の高さに驚きつつ

悪戦苦闘しながらも組み立て終わった方もちらほら

体験して初めてその繊細さを実感します。

 

完成したころには皆、達成感と疲労感が入り混じったような様子。。。

技師さんは毎日、こんな作業を行っていると考えると

高いと感じていたオーバーホール金額や長いと思っていた納期にも納得してしまいます。

 

今回ご参加いただきました方々、有難うございました。そして本当にお疲れ様でした。

改めてULESSE NARDINの技術力の高さや、オーバーホールの大変さを実感されたのではないでしょうか。

今回、10組12名様にご参加いただき、無事に全員が組み立てまで完了しました!

参加された方全員にブランドマネージャー菅野氏から直々に「加証明書(ULYSSE NARDINオフィシャル)」が授与式と記念撮影。

 

今後もISHIDA N43°ではさまざまなイベントを開催いたします。

「次回はイベントに参加してみたい!」なんて方はぜひ、スタッフまたは「お問い合わせ」まで!

 

ではでは👋

こんにちは!

ISHIDA N43°の魚山です。

 

勇気を出して入りづらいお店に入り、思い切って高価な時計を購入したのに

店員さんに「間違えたら故障する可能性があります!」なんて脅しを受けたことはないでしょうか。

今回は巻き上げについて書いてみます。

機械式時計には「手巻き」と「自動巻き」があることは以前のブログでも書きましたが、

操作方法ってどうなの?というおさらいです。

今回は手巻き時計について書いていきます。

代表的な手巻きムーブメント。

 

手巻きについての注意事項

手巻き式の時計は巻き上げないと止まってしまいます。

巻き上げの際、必要以上に巻き上げてしまえば壊れてしまう可能性は確かにあります。

では、どうなっているのでしょうか?

「手巻き」=「ゼンマイを手で巻いている」ということです。

このゼンマイというのがとても細く長く繊細なパーツです。当然、巻き上げには限界があります。

(大半の手巻き時計には『巻き止まり』があります)

その限界を振り切って巻き上げると「ゼンマイ切れ」や「軸折れ」を起こす可能性があるということです。

そのため、不安な方は少しだけ巻き上げ、時計が動き出したら手を止めてしまう方もいます。

しかし、その操作方法だと、その時かろうじて時計は動いてはおりますが、時計内部ではゼンマイのトルクが不安定(巻上げが足りず精度が悪い)な

状態となっているのです。

なので正しい巻き上げは必須作業と言えます。

 

では、不安な人はどうすれば…

大丈夫!

巻き上げの限界は意外とわかりやすいもの。

指の腹で優しくゆっくり巻いてあげます。

おそらく、しばらく巻いていると「まだ巻けるの?本当に大丈夫だよね??」

と思うタイミングが来ます。

でも、大抵の場合は、まだ大丈夫です。

巻いていると「グッ」と止まる瞬間があります。

そうなったら今まで巻いていたような優しい力では巻けなくなります。

そう、そこが巻き止まり。

ブランパンの手巻きムーブメント。

 

上の画像の様にパワーリザーブ表示(どの程度ゼンマイが巻かれているかを表すメーター)があればわかりやすいですが、

パワーリザーブがないモデルも多いです。

なので、巻き止まりを無視して(気付かず)さらに巻いてしまうとゼンマイ切れや軸折れに繋がる事があるのです。

一部の手巻き時計では巻き止まりがない時計もございます。

お持ちの時計の操作方法でご不明な事がございましたらISHIDA N43°へお越しください。

 

ではでは👋

 

ISHIDA N43°(札幌)

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