こんにちは!
ISHIDA N43°の魚山です!
「弊社の製品はシリコン製○○を搭載してるので磁気に強いです」
「弊社の機械はシリコンパーツを使用しているのでメンテナンス期間が長いです」
最近、時計を検討する際そんなワードをよく見聞きしないでしょうか?
シリコンパーツって何だろう…。
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
まず、「シリコンとは何ぞや?」という答えは検索で直ぐにヒットするかもしれません。
今回はその先を見ていきたいと思います。
シリコンって何?
シリコンって何でしょう?
ラバーのような柔らかい素材を思い浮かべる方もいるかと思いますが
ここで言うシリコンは違います。
実は加工前はこんな感じです↓

見た目は金属っぽい様に見えますが実は非金属。
金属ではないため、磁気帯びしないという特徴があります。
また、素材の持つ摩擦力が低いため、摩耗性に優れるという特徴も持ち合わせています。
では、何故、そんな良いこと満載の素材を全ての時計に使わないのでしょうか。
理由はやはり、コスト面が大きいから。
既存の素材で従来通りに製作する方が低コストとなるわけです。
そしてもう一つの理由として製造できる工房が限られるという点です。
自分でシリコンパーツを生産できないとなると製作を依頼しなくてはなりません。
そうすると結局、コストとして反映されますね。
そんな、シリコンパーツを手掛ける工房 Mimotec、Sigatec を系列会社として傘下に持つのがユリス・ナルダンなのです。
シリコンパーツによる恩恵
では実際にシリコンがもたらす恩恵はどのようなものでしょうか。
先ほど、磁気帯びしない、耐摩耗性に優れるということを書きましたので深堀してみましょう。
磁気帯びしない
精密機器である時計は機械式は磁気に弱いとされます。
磁気帯びする事で精度に悪影響を及ぼす、最悪の場合止まってしまうなんてこともある磁気帯び。
そんな磁気の影響を受けやすいパーツをシリコンに置き換える事で長年、時計の弱点であった磁気の脅威を極めて低いものとしました。
摩耗性に優れる
通常、時計は動けば動くだけ内部パーツは摩耗していきます。
それを緩和(摩擦抵抗を低くする)ためにオイルを注します。
しかし、そのオイルもまた経年と共に渇きや劣化していくもの。
それらをオーバーホールすることにより、摩耗したパーツは交換され、新たなオイルを注油し、また動き続けることと思います。
では比較的駆動が多い(摩擦を発生しやすい)パーツをシリコンに置き換えたらどうなるでしょう。
注油が最低限で良かったり、場合によっては注油不要であったりと、
理論上はメンテナンス期間1.5~2倍伸ばすことができます。(※)
このように時計オーナーにとって高いメリットがあるシリコンパーツ。
「自社ムーブメント」という言葉が重要視され、特に騒がれたここ十数年ですが、
ハイテク素材を駆使し、パーツの一つまで作れるブランドは意外と限られます。
ユリス・ナルダンにはシリコンパーツの加工・製造に関する技術力が非常に高いブランドです。

札幌 ISHIDA N43° では2025年2月1日よりULYSSSE NARDINコーナーがリニューアルしました!
ぜひ、実際に店頭でお確かめください。
今回紹介したシリシウムのインゴットも展示中です!
こちらもお手に取ってご覧いただけます!!
気になることはぜひISHIDA N43°にご相談ください。
ISHIDA N43°魚山でした。
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