こんにちは!
ISHIDA N43°の魚山です!
今日は雑学回です。
箸休め程度に見て行ってください。
札幌の観光名所のひとつ『札幌時計台』

正直な話、札幌時計台は残念な観光名所にも選ばれる場所のひとつでもあります。
しかし、時計好きにとっては決して残念なんかではないように思います。
実はここ、現存する日本最古の時計塔なのです‼
ここには大きな機械式時計が展示・稼働しています。
そして、その時計こそが今回の雑学の主役です!
E.HOWARD社製の塔時計
明治14年に取り付けられ、修繕などはあったものの、今なお動き続ける日本最古の塔時計。
それが今回の話題「E.HOWARD社」の時計なのです。
まだ時計というものが庶民に流通していなかった時代から今日まで毎正時に鐘を鳴らし時刻を知らせてくれます。
そんな歴史ある巨大時計がどの様なものなのか気になりますよね?
残念ながらこの塔時計の全貌を見る事はできませんが、
この塔時計と同じ仕組みの、これまた同じE.HOWARD社製の姉妹機が展示されており、
こちらもしっかりと動き続けております。
で、E.HOWARD社って何なの⁉

実は、この「E.HOWARD」という会社はIWCの創業者であるフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズが
スイスに渡る前に在籍していた会社なのです。

塔時計ってどんなもの??
現代の機械式時計はゼンマイを動力源としていますが、この塔時計の動力源は「重力」です。
重錘式といい、ワイヤーに繋がる錘によって動きます。
大きな機械部にはガンギ車やアンクルといったパーツも見ることができ、その特殊な形以外の基本構造は
お馴染みの機械式時計と同じように見えます。
だた、機械そのものが露出しており、大きな歯車が動く姿はなかなかの迫力があります。

そんな貴重な日本最古の塔時計を直で見る事のできるのが札幌時計台。
時計以外にも少し歪みのある窓ガラスや、トラス構造の建物など見どころはあります。
しかも、ISHIDA N43°からも近いです。
もし、札幌観光でお越しの際は、外観だけでなく内部見学してみてはいかがでしょうか。
そして、そのままISHIDA N43°へお越しください!!


GIRARD-PERREGAUX
