こんにちは!
ISHIDA N43°の魚山です!
今年の冬も厳しい寒さでしたね。
時折、暖かい日もありますが、まだ油断できないのが北海道です。
北海道民の皆様、これから北海道へ来られる方もお体ご自愛下さい。
さてさて、タイトルをみてピンときた方も多いのではないでしょうか。
そうです、黄金の不沈艦と称された名馬ゴールドシップに会いに行ってまいりました。(投稿までに期間が空いております。)
場所は北海道新冠町にある「ビッグレッドファーム」
さて、やってまいりました!
ゴールドシップはのんびりと平和に過ごしていました。
※諸事情によりゴールドシップの写真は掲載できませんので、外観の写真を。
現役引退を完全な状態で迎える馬は珍しいらしいですが、きっと、ゴールドシップは体調の自己管理ができていたのでしょう。
穏やかな表情で放牧されておりました。
さて、今回は「黄金の不沈艦」というワードに無理やりこじつけ、「金」の「旗艦機」で金無垢のフラグシップモデルについて書いてみます。
今回スポットを当てたモデルはBREGUET MARINE
ブレゲはその高精度さから、かつてのフランス王国海軍時計師の称号を与えられた歴史があります。
その高精度計器が現代に「マリーン」として受け継がれております。
このマリーン、ゴールドモデルには職人によって「波」が文字盤全体にエングレービングされています。
個人的にこの「波」というのが色々と想像させられるポイントだと思っています。
ブレゲは1775年、アブラアン-ルイ・ブレゲがフランス・パリにて創業します。
1775年と言う事はそう、フランス革命に巻き込まれることになります。
国全体が混乱に陥り、ブレゲ自身も一時、亡命を余儀なくされるのです。
このような現代の日本では考えられない様な時代の荒波を越えてきたブレゲだからこそ、この波のエングレービングには他にはない〝重み〟を感じます。
いやー、このエングレービングが、本当に綺麗なんですよ!
光を反射すると、まるで本物の海を見ているかのような錯覚を起こします。
煌びやかな輝き、文字盤カラーの発色の良さを可能としているのは、文字盤自体が金で作られているからなんです。
ちなみに、チタンモデルの文字盤は太陽光線を意味するサンレイ仕上げ。
通常、サンレイ仕上げは中心から外周に向けて広がるものが主流ですが、ブレゲのサンレイは中心部ではなくBREGUETの文字から広がっており、自然と「BREGUET」の文字へと視線が向きます。
ケースに目を向けると、懐中時計の名残「コインエッジ」があります。
ケースサイドがコインエッジになっていることにより、懐中時計をポケットから取り出した際に指が滑らないよう、また、指紋も目立ちにくくなりますね。
針に海洋信号旗が施されております。
3針モデルでは秒針に、クロノグラフモデルではクロノグラフ針にブレゲのイニシャルである「B(ブラボー)」を表す海洋信号旗があります。
ローターとバックルには舵をモチーフにしたデザインが取り入れられております。
マリーンは海のモデルではありますが、ダイバーズウォッチとはまた異なります。
潜る事を目的とした時計ではありません。
元々は、不安定な船上で高水準な精度をたたき出す事を目的とした高精度「マリンクロノメーター」に由来します。
現代においてはプールサイドや海辺、クルーザーの上で優雅に楽しむ様な使い方がイメージしやすいかもしれませんね。
今回の黄金の不沈艦にこじつけてマリーンの紹介をしましたが、いかがでしたか?
もし、少しでも良いと思っていただいた方は是非、一度お店にご来店ください。
実機をお手に取ってご覧いただけます。
それでは店頭で!